むしろ自分自身が敵に支配される。
その力は僕らの
睡眠、食欲、健康、幸福までに及び
敵について思い悩み苦悶し、なんとか仕返しの機会を狙っていると知ったら、
敵は喜ぶばかりだし 、僕らの増悪は少しも敵を傷つけないばかりか、かえって僕ら自身が苦しみを味あうことになる。