実は、去年のボリショイバレエ『白鳥の湖』を思い出したのですが、それは香水の臭さでしたハートブレイク



前の席のお客様が香水を付けてらして、それが強烈で(それがまたCHANELなどのキツい系…)頭が痛くなったのを思い出しました(苦笑)。


さぁ気を取り直していきましょうビックリマーク


主役はウリヤーナ・ロパートキナさん、

ジークフリート王子はエフゲニー・イワンチェンコさんです。



始まりました。



静かに始まります。これは『眠れる森の美女』でもそうなのですが、マリインスキーは全体的に非常に静かでシックです。



これは、舞台装置と衣装に強く表れます。両方とも静かでシックですよービックリマーク


ここが去年のボリショイと全く異なります晴れ


マリインスキーは舞台装置も衣装も白が基調ですが、ボリショイはびっくりすることに、黒でしたビックリマーク


お城の内装も黒に金色が塗ってあって大胆さに驚いたものです。


衣装も黒色系に真っ赤なマフラーを巻いたり、真っ青なマフラーを巻いたり…


それに比べると、マリインスキーは正当系です。クラシック真っ直ぐ…という感じでした。


どちらが良いか…ではなく、もう好き嫌いの問題です。


クラシックなマリインスキーかコンテンポラリー的なボリショイか。



どちらも素晴らしいですが。


ロパートキナさん登場ドキドキ


身体絞ってらっしゃいます。ぜい肉は全くありません。

目も鋭い。獲物を狙う鷲(わし)のようです。



彼女の真剣さが客席に伝わります。いやー緊張しまっせ(苦笑)。


ロパートキナさん、完全主義者と聞いてましたが、まさにそのもの、完璧主義者です。


ただ、私はそれが《緊張》になりました。


これは悪口ではなく、まるでオリンピックの女子柔道のフランスやルーマニアの美人女子選手の決勝の試合を見ているようです。


まさに『求道者』そのものです。


真剣に、正座でもして観なきゃいけないような気になってしまいました。



彼女の踊りは時計の動きのように正確です。



私は圧倒されます。



ここで白鳥が登場します。コールドかって?


違う、作り物の白鳥。これが爆笑なんですわ、実は。


次に続きます(^^ゞ