大阪府は、3月以降に患者8人が自宅で死亡した事実を隠蔽していました。
自宅療養中5人、ホテル療養のため待機中2人、療養先を調整中1人です。
このような不幸な転帰を、いつ自分が辿るかもしれないと怯える患者は、
昨日4/20時点で、自宅療養者が約8500人、療養先調整中が約2500人です。

大阪市消防局は「自宅療養者から搬送の要請はあるが、病床が逼迫して
いるため、保健所の指示を介さずに搬送する事は出来ない」としています。

大阪市消防局によると、4/16~18の3日間で自宅療養者から119番通報が38件、
うち26件で入院先が決まるまで救急車で1時間以上待機し、最長7時間23分に
及んだ。
これを受けて、府は、大阪市内に「入院患者待機ステーション」(仮称)
を1ヶ所設置し、入院先が決まるまで酸素投与などを受けられるようにする方針。

医師の診察を受けられず長期間の自宅療養、大阪市内の50代男性の場合。
50代の妻が4/10陽性、保健所から自宅療養と酸素飽和度を測り毎日の報告を
指示されるが、肝心のパルスオキシメーターは送ってこず。
3日後に熱・全身の倦怠感・胸の痛みで119番通報したが、断られる。
さらに2日後に、トイレで倒れ意識喪失で2度目の救急要請するも搬送されず。
今週になって熱は下がったが、未経験の倦怠感が続き、寝込んだまま。

 


また、酸素投与が必要な「中等症2」の69歳男性の自宅待機の場合。
往診をおこなう医師により診察と点滴を受けられたが、
1週間が経ち毎日、保健所に連絡しても、まだ、入院先を確保できない現状。

 


大阪は今日も新規陽性者1242人と過去最多を更新、20人の死亡が確認され、
全国でも5291人の新規陽性者と災害レベルです。

吉村知事は、緊急事態宣言が出された場合の飲食店に対し、この期に及んで、
土日祝日は休業・平日は午後8時までの時短営業・酒の提供はしないが適切と
正気を疑う発言をしています。
マンボウが全く効果なしは既に明白で、「より強い対策を集中的に行う」なら
休業要請(当然、補償とセット)しかないでしょう。

さらに酷いのは菅総理で、「自治体と連携をして、中身を精査したうえで、
今週中にも決定したい」と、自らが引き起こした人災、それも激甚災害で
即日の緊急事態宣言の発令が必須
との認識が全くありません。

この2人は、大阪府民を、どれだけ見殺しにしたら気が済むのでしょうか!