2025年3月に発売となったコーエーテクモの人気シリーズの最新作、ユミアのアトリエをまたいつのもサブPCで動作検証してみたいと思う。

ゲームについては、このシリーズ自体プレイした事ないのでなんとも言えないのが歯痒いですが、個人的にも一般的にもちょっと微妙な感じ・・・

 

メーカー推奨スペック

CPU:Core i7-8700 or Ryzen5-3600

RAM:16GB

GPU:GeForce RTX2060 or Radeon RX5700XT

DirectX12

1080p プリセット「Normal」 60fpsのプレイを想定

こうして見ると、GPUはRadeonにちょっと辛いのかも知れません。

Core i7-4790Kだと、最低は満たしているけど推奨には届かない程度になります。

今は、高品質かつ快適にプレイする為に必要となるCPUは6コア/12スレッドが最低ラインになりつつあるので、10年前のPCとかは普通に考えて無謀な訳で。

 

テスト方法

 

 

 

ユミアのアトリエには当然の事ながらベンチマークモードは無いので、リグナス調査拠点を60秒間移動させた際のフレームレートをCapFrameXにて計測する。

このゲームの中では、人や物が多くてなかなか処理が重いシーンのようです。

解像度は1920×1080ドット(フルスクリーン表示)

プリセットは、下から「Low」「Normal」「High」の3段階

あと、本作のアップスケーリング機能はインテルのXeSSのみに対応しているのがポイントでなかなか珍しいですね。

 

プリセット「Normal」

プリセット「Normal」では自動でXeSS「バランス」が適用されるのでそのままテストしました。

まずは、推奨スペックで想定されているプリセット「Normal」の結果から。

平均は、95.4fpsとなかなか景気の良い数字が得られてますが、最小フレームレートに当たるP1は67.9fpsとちょっと際どく6コア/12スレッドのCPUを推奨してるだけの事はあるなぁという感じ。

それでも、60fpsは維持できているので快適さに疑いの余地はないでしょう。

10年前のPCとしては上出来かと。

 

プリセット「Normal」 XeSS OFF

念の為、XeSSをオフにしてネイティブ解像度でもテストしてみたら、P1が若干向上してるだけで他は若干低下してます。

プレイヤーの操作が必要になるので多少ブレる事を考慮するとほぼ誤差といえるかも知れません。

どう考えても、CPUボトルネックによってGPUが頭打ち状態になってるとしか思えないですね。

 

プリセット「High」

プリセット「High」にすると自動でXeSS「ネイティブアンチエイリアシング」が適用されます。

推奨スペックよりも高いスペックが要求されると思われる設定ですが、操作によるブレを考慮しても全体的に少し低下しているだけで意外と変わらないですね。

CPU負荷は、それほど高くなってないのかも知れません。

 

プリセット「High」 XeSS OFF アンチエイリアス「TAA」有効

最後は、このゲームで最も高品質な設定でのテスト。

やっぱり、全体的に少し低下しているだけであまり変わりませんが、アンチエイリアス「TAA」を有効にした分だけフレームレートが下がった可能性あり(もしかしたらXeSSの恩恵が無くなった事も少しは関係しているかも知れませんが)

それでも、なんとか60fpsを維持しておりぎりぎり踏み止まった!

こんな古いPC(GPUは古くない)でも、ユミアのアトリエは快適にプレイできると言い切って差し支えないでしょう。

 

この体験版をプレイしてみた限りでは、個人的にあまり面白くなかったので私は多分やりませんが・・・

イースや聖剣伝説のようなアクション重視、日本ファルコムの軌跡シリーズのようなコマンド方式、どちらかに寄せた方が良かったかも?(どっちつかずみたいになってるのがちょっと)

 

スクリーンショット(1920×1080ドット、プリセット「High」)