久し振りのブログネタは、先日Steamでラリーゲームのセールがあったので幾つか購入していつも通りサブPCを使ってプレイし比較してみました。
全て1080p+最高品質設定
まずは、以前ベンチマークテストで取り上げた2015年12月発売のDIRT RALLYから。
推奨スペックはCore i5-4670K+GeForceGTX780
今回取り上げるゲームの中ではアンビエントオクルージョン等が使用されていなくてちょっと物足らなさを感じますが決して絵の品質そのものが低い訳ではないと思います。
フレームレートは大体100前後で意外と伸びません。
ゲーム性は、結構車の操作が難しくコースをキレイに走るのが大変。
次は2016年10月発売のWRC6
推奨スペックはCore i5(詳細不明)+GeForceGTX780
発売時期が近い事もあって推奨スペックは殆ど変わりませんが、映像面のエフェクトが増えている分DIRT RALLYよりちょっとだけ良く見えます(と言っても毛が生えた程度ですがw)
フレームレートは150~200とDIRT RALLYよりかなり高いです(因みに200fpsが上限で頭打ち)
どうしてこうなったかは後で・・・
ゲーム性はかなりカジュアルで車を走らせる事自体が難しいという感じはなかったですね。
ただ、残念なのはレースゲームの醍醐味とも言えるリプレイのカメラワークが良くないです。
テレビ中継のように見せて欲しいのですが殆ど車載カメラのような映像で・・・
引き続き続編に当たる2017年9月発売のWRC7
推奨スペックは第6世代Core i3@3.0GHz+GeForceGTX780(何故4コアから2コアへ?)
やっぱり基本的にビジュアル面はWRC6と変わらない気がします。
ただ一つだけわかりやすい違いとして陽が眩しいw
フレームレートもWRC6と全く変わりません。
ゲーム性も変化なし(あくまで私の主観ですが)
そしてリプレイがダメなのも同じ・・・
そうなると両方はいらないとなってしまいますw
WRCシリーズと同じKT Racingから2018年9月に発売された新タイトルのラリーゲーム?
タイトルが変わってても開発元は同じなのでWRCと同じ感覚でできそう・・・
推奨スペックはCore i7-3770+GeForceGTX780(今度は一気に4コア8スレッドへ倍増!)
ビジュアル面はかなり変わった気がしますが、でもなんかあまり好きになれない・・・
一見進化してるように見えても、ぼかしとか特殊効果が強すぎて不自然に見えたり一部の絵の品質に難があったりと微妙。
リプレイも相変わらずで今回は表示バグも付いてますw
フレームレートはWRC6&7と変わりません。
ゲーム性に関してはWRCと同じ感覚でプレイできたと思う。
ゲームそのものよりソフトとしての完成度に難があると感じましたね。
一度取り上げた2019年2月発売のラリーゲーム。
DirectX11世代としてはかなりの重量級でVRもできちゃう凄いやつ(ウチではできないw)
推奨スペックはCore i5-8600K+GeForceGTX1070と一気に跳ね上がる!
今回取り上げるゲームの中ではダントツに高いスペックと品質が特徴。
ビジュアルはハイテクという意味では間違いなく一番でDirectX11で可能な限りの事をやりました感があります。
その分フレームレートはかなり低くなり概ね100前後といったところ。
処理が最も重くなるのはリプレイで観客が多いシーンで60fpsを下回る瞬間も。
とにかく人の処理が重いという印象。
ゲーム性は前作同様私のスキルではなかなかムズイ・・・
今回最後に取り上げるのは再びWRCで2020年9月発売。
推奨スペックはCore i5-6600+GeForceGTX1060(3GB)
前作より微妙に高くなってますが2019年発売のDIRT RALLY2.0よりかなり控えめ。
意外だったのは品質がかなり高い事!
DIRT RALLY2.0を見た後でもそれほどチープな感じがしない(さすがに同レベルとは言い難い気もしますが)
要求スペックはあまり高くなってないとはいえフレームレートは100~150まで低下しております(それでも十分快適)
そして前作まで残念だったリプレイはテレビ中継のようになり個人的には好印象。
ゲーム性に変化が感じられないのもカジュアルな私には〇
まとめ
Steamのセールでまとめ買いできたので近い時期のDirectX11世代のラリーゲームをソムリエのように比較してみましたが、特にこれがつまらないとかはなかったので色々買わなくていいというのが結論ですw
でも実際やってみないとどれが良いかわからないのも事実なのですが・・・
あくまで私の主観込みという前提で言うと、ビジュアルはDIRT RALLY2.0が一番良いと感じる人が多いでしょう。
でも個人的にWRC8も好印象で捨て難い。
DIRT RALLY2.0では観客の処理が重いと書きましたが、WRC8ではそんな事はなく・・・というかスクショを見てもらえばわかりますw
ゲーム性に関しては、DIRT RALLY2作は車のコントロールが難しくその他は比較的扱いやすいと感じました。
この点もどれが好きかは人によるとしか言えません。
価格は、セール前提で言うと大体500円前後とゲームとは思えない値段になってますw
そして冒頭で言ったDIRT RALLYのフレームレートが伸びない問題ですが、今回もCore i7-4790K+GeForceRTX3060TiというGPU強めのPCを使用した為CPU負荷が高いせいで伸びなかった可能性を疑い解像度は1080pのままで品質だけ最低にしてゲーム内ベンチマーク機能を使って計測してみた結果が↓
左がUltra品質、右がUltra low品質の結果。
上から平均、最低、最高となっており特に最低フレームの伸び率が非常に高くなりました。
これは品質を下げた事でCPU負荷が下がった分素直に伸びたと考えていいでしよう。
解像度を下げても全く変わらないのでGPUは完全に頭打ち。
やっぱりWRC6や7よりDIRT RALLYの方がCPU負荷が高い事がわかります(CPU依存度が高い)
逆に言うとWRC等はGPU依存度が高いのでRTX3060Tiが活躍してフレームレートが高くなったという訳ですね。
そして次回、できればラリーゲームDirectX12編もやりたいと思っております。
WRCやDIRTの続編やForza Horizonなんかを考えております。
第4世代環境はどこまでいけるのか?・・・