若き日のトヨエツがこの上なく美しいことについて | I'm addicted to you.

I'm addicted to you.

好きな映画、ドラマ、俳優さんのことなど、自分本位かつ不定期につぶやきます(予定)・・・

皆さまこんにちは。

不時着の配信がNetflixで始まったばかりの頃、友人に「愛の不時着っていうドラマ、すごくいいから見て」と勧めた時、「え、何それ、愛の流刑地みたいな?」と言われました。
今となっては遠い記憶・・・

というわけで、「愛の流刑地」見てみましたよ。
U-NEXTです。

「愛の流刑地」(2006)


-私を殺して-
以前はベストセラー作家だったが、今はまったく作品が書けず、雑誌のアンカーやゴーストライターで糊口をしのぐ村尾菊次。自分のファンで愛人の人妻・入江冬香との情事の絶頂で、彼女の首を絞めて殺してしまう。
殺人罪で起訴された村尾。裁判の場で、冬香との出会い、愛欲に耽る二人、そして彼女を殺すに至るまでが明らかになる。

感想・ネタバレあり

原作は渡辺淳一。私は読んでいません。
トヨエツはこの時44歳くらい?まあ~とてもそうは見えないスタイル。脱いでも綺麗。やっぱりかっこいいわ。
しのぶさんは、いろいろあって、2003年あたりからやたら脱いでました。正直美人ではないのですが、女の情念と人妻の貞淑さが同居する冬香を見事に演じています。冬香は3人の子供の母でありながら、菊次と密会を重ねます。
富司純子さんも、冬香の母親役でご出演。

愛する女性を、なぜ殺したのか。不倫の恋に落ちた菊次の回想と現在の裁判シーンが交互に描かれる中で、殺人か、嘱託殺人かが争点となります。

お話は、ちょっと退屈・・・なぜそんなに二人が愛に溺れたのか分かりませんが、男女の愛に理屈はないですからね。売れなくなった作家菊次は、自分の作品が好きだと言ってくれた冬香に夢中になり、冬香は夫との生活で満たされない思いを、菊次を愛することで埋めていきますが、やはり彼女の心には埋められない穴があり、それが希死念慮となっていきます。
出演者がとにかく豪華。ていうか、役者の無駄遣いかな?佐藤浩市とか松重豊とか役名なしの刑事で、最初のほうに何分か出るだけだし。でも画面がキリッと締まりますね。長谷川京子の女性検事がやたら肌の露出が多くて(しかもお芝居が下手)、佐々木蔵之介演じる先輩検事となんでか雨の中外でびしょ濡れになりながら事を始めちゃうし、しかもこの二人も不倫。
まったく共感はできない映画でしたね。
とにかくトヨエツの一挙手一投足が綺麗だったというだけ。お縄になってる姿でさえ美しいという。

思えば、若い時のトヨエツってほんとに綺麗だったわ。30代だけど。

NIGHT HEAD(1992)

愛していると言ってくれ(1995)

青い鳥(1997)

スタイルがいいし、とにかくそこに立ってるだけでかっこよかった。こうやって静止画になっちゃうとそうでもないんだけど、透明感があって、顔というより、全体?醸し出す雰囲気?が美しいというか。見た目は男性的なのに、触れたら壊れそうな繊細さが素敵でしたね。危険な雰囲気も漂ってて、恋愛したらすごく傷つきそうなんだけど、その傷さえも愛おしくなるような。
残念ながら現実世界にはこういう人は皆無・・・

1990年代、私自身はこの頃恋愛の時期というか・・・
出会いと別れを繰り返していました。
あの時、選ぶ道が違っていたら、どうなってたのかな。