なくなったはずの中国行きの話が、再び息を吹き返しました。
当初は細川くんが行くことになったはずだったのですが、、、
そのころ、中国ではゼロコロナ政策を撤廃したことで、コロナが爆発的に増えている時期でした。
細川くんの奥さんは、それをとても恐れていたのです。
絶対に行きたくないけど、細川くんを単身赴任させるのもいや(新婚だったのです)ということで、
もしその中国赴任の話を受けるなら離婚だとまで言われたのだそうです。
わたしはその時点で既に2度コロナに感染していたというのもあり、「まぁもし感染しても大丈夫でしょ」的な、ノーテンキさがありました(大丈夫か)
そうそう。
3〜4人、中国行きの候補がいるって言ってたじゃん。
あんた、第2候補だったのか〜!
そしてあんまり行きたくなさそう……。
そういえば昔、「オレは一生日本で暮らしたい」みたいなこと言ってたな。
なぜかノリノリな妻。
わたしから見て、ファンシーさんは、会社の今の仕事に疲れてるように見えていました。
だから、環境を変えてみるのはいいんじゃないかな?と思ったのです。
それに、新婚のころ、「会社で働くのは人生の刺激」みたいなことを言ってたんです。今はどうか知りませんが……。中国の人って思ったことをスパッと言うし、バイタリティにも溢れてるイメージがあるので、刺激的なんじゃないかな?とも思うし……。
それになんと言っても、海外赴任なんて、そんなチャンスめったにないよ!
……とまあ、とにかく中国激推しです。
(自分が働くわけじゃないからめっちゃ軽い)
しかし、日本大好きなファンシーさんは、いまいち乗り気ではないらしく、、、
わたしの言動が、期待と違ったようで、なにやら悶々としています。
期待してたのはそういう言葉じゃないんだ。
たとえばさ、、、
細川くんのマネか
ちょっとアンタ、わたしのせいにして断ろうとするんじゃないわよ!
細川くんの妻とわたしじゃ、性格も価値観も環境も違うでしょうが。
なんで夫が中国赴任したからって離婚しなきゃいけないの?
いやなら自分の責任で断ってくれ。
まあ、気持ちはわかるけどねーーー。
わたしが離婚話出してきたら、会社に断りやすいよねーーー。
もしかしたら細川くんの妻も、ほんとは離婚なんて言ってなくて、ただ断るためにそう言っただけかもしれないよねーーー。
知らんけど。
話し合いは次回もまだ続きます。