言った通りのことをしなさい。
より明確にイメージしなさい。
とても大切なことです。
私が修正箇所を指摘する。子供達は必ず、やってるよ。と自信満々に答える。お父さんやお母さんが、ちょうどビデオを撮っていらっしゃるので、見せてもらってきなさい。と私が言う。
子供達が帰ってくると必ず、「先生の言った通りだった。」と言う。
本人は、やってるつもりなのである。大人も全く一緒です。本人のイメージと実際とのギャップが大きいのです。
レベルアップするごとに、このギャップが縮んできます。
言われた通り、イメージ通りのことが出来るようになってきます。
まずは、守(守・離・破)。徹底的に言われた通りのことを出来るように稽古を積む。
優秀な指導者は、そこに行くまでの道のりを一段ずつ導いてあげる。
分かり易く説明すると、体操の跳び箱や水泳の飛び込みを教えるとき、跳び箱であれば、一段で手を付く位置を教え、力を抜き飛び上がらずに体を振り子のように使うことを教え、少しずつ段をあげて行き、あっという間に飛べるようにしてあげる。
水泳の飛び込みであれば、手首の角度を教え、しゃがんで手を挙げ頭を腕の間に納めさせ、静かに入水することから始め、少しずつ膝を伸ばさせ、最週的には、ジャンプして普通に飛び込めるよう、あっという間に導いて行く。
空手の技の道をゆっくり・少しスピードを入れて・スピードを入れて・思いっきりスピードを入れてと、段階を踏んで、指導をする。
ゆっくり正確にでき、止まっていることもできれば、必ず早くも出来るのです。
ゆっくりと、止まっていることと、最速。この三つの要素を取り入れた稽古を行うことにより、私は通常の三倍の稽古を積ませることができます。一時間の稽古で三時間分の内容をこなします。生徒達は、とても喜んでくれます。
その稽古は、めちゃくちゃ厳しく、めちゃくちゃ楽しく、めちゃくちゃ強くなる稽古で癖になりやめられない。といったものです。
世の中には、こんなに楽しいことがあるということを、自信を持って子供達に伝えよう。
