いやはや毎日暑いですね。

還暦過ぎのみなさん生きてますかー。

本日、炎暑の中、しつこい口内炎(口全体が痺れて味がわからない)のためのお薬を買いに
近所の漢方薬局までいやいや出かけました。

これ原因不明のご高齢様ありありの病気らしく、(舌痛症というらしい)最初は口中が灼熱感と痛みでビリビリして食事はただひたすら「痛いのをこらえる時間」でした。

亜鉛のサプリと漢方薬で、今は痛みは舌に限定され、何とか味もわかるようになってきてはいます。

でもトマトは天敵。
 

漢方薬局への道は約500メートル、東から西へまっすぐ伸びる道には日陰はまったくありません。

ただでさえ慢性眩暈症の私にこの炎暑はキツイ。

空からはじりじりと太陽に焼かれ、足元からはアスファルトの熱気であぶり焼き。日傘さしても、あづ~~い!


そして漢方薬をもらっての帰り道。
(なんで二週間分で8000円もするんだ!)
 

カンカン照りの駐車場に、手ぶらのお爺さんが尻もちをつくような姿勢で座り込んでました。
一度は通り過ぎたもののどうも気になって引き返しまして。
日傘をかざしながら体を傾けて、
「あの、余計なお世話かもしれませんがお具合が悪いのですか?」
と声をかけると、赤い顔でこちらを向いて
「いや大丈夫、大丈夫」
「でもここは日向ですし、お休みになられるならお向かいの建物の影の方が」
「大丈夫、大丈夫」
「お茶のボトルもってますが、よかったら一口でも」
「いや大丈夫、大丈夫」
何を言っても大丈夫。そんなわけあるかい。
 

「そうですか、失礼しました」と言ってその場を去ったけれど、振り向くと車にしがみついて何とか立とうとして、また転がっている。
大丈夫なわけがない。でも相手が拒否しているのでどうしようもないじゃない。。
 

家の近くまで来たら、パトロールしている駐在さんが遠くに見えまして。
「おまわりさああん!」と、30メートルほど先の駐在さんを大声で呼び止めて事の次第と場所を話し、「見に行ってあげてください」というと
「セブンイレブンの手前、右側の駐車場ね。はいわかりました」
と自転車を漕いで行ってくれた。
よかった、これできっとなんとかなる。
 

で、家に入って気が付いた。
私間違った!セブンイレブンの手前じゃない、セブンを通り過ぎて十字路を渡って、ファミリーマートの手前だ!あちゃー!
急いで猫たちに餌をやり、また日傘をさして現場へ戻りました。
セブンを過ぎて、駐車場。いない…… いや、お隣のマンションの前に移動してうずくまってるよう!

お巡りさんは到達しなかったのか。わたしのせいだ……
どうしよう、声をかけても「大丈夫」に決まってるし……

取って返して駐在所の中を見ても空っぽ。一体お爺さんに行きついたんだろうか、それとも「大丈夫」「そうですか」で置いてっちゃったんだろうか?

悩みながら帰宅すると、夫が帰ってきました。
 

「ただいま、おー、あついあつい」
「あのね、あのね、暑いところ悪いけど、斯斯然然(かくかくしかじか)」
夫はそりゃ大変だという顔をして
「もしかしたら認知のお爺さんかもね」
「そうなの、徘徊してるうち熱中症になってるのかもしれない。その自覚がないんだと思う」
「じゃあちょっと見てくるよ」
「ありがとう、このお茶もってって」
ということで、年上のお年寄りをまた一人危険な旅に出したヒトデナシでございます(めまいがひどいんですうー)

頑張れ夫。

結果。
お爺さんはやはり転がっていたそうです。

でもマンションの上の階の住人男性が寄り添っていて、夫が話しかけると

「ああ、上から見ていたんですが50分ぐらいこのままなので、これは危ないとお声がけしましてね。あなた汗もかいてないし口調もおかしいし、多分脱水してますから、救急車呼びましょう、乗ってくれますね?って言ったんですよ。そしたら黙って頷いてくれたので、呼びました」
とのことで。お話しているうち、救急車が来て、運ばれていったそうです。

私が見た時はゆでだこみたいに真っ赤でしたが、その時のお爺さんはもう返事をする気力もなく、顔色は真っ白だったそうで。

ひと安心ー。

しかしまっ白って…… 大丈夫だろうか。

あのお巡りさんがたどり着いたか私のせいで帰っちゃったかわかりませんが、
やはり人を救うのは、人でしかないんですよね。

世の中では人助けしようとすると痴漢扱いされるとかいうけど

ババ―に怖いものなし。

暇だしおせっかいなので、また落ちてたらかまう所存だ。

ちなみに去年は3人ほど拾いました。

みんなパトカーでご帰宅なさいました。