なんとなく、サザンオールスターズの「夏をあきらめて」からタイトルをイメージしてみました。
さて、だいぶ間も空いたことだし、キャリアについて玉木君についていろいろ書きたい所なのに
ただでさえ私的な悩み事が解決しないのに加えて
「これは現実か。悪夢じゃないのか」と言いたくなることが立て続けに起き……
ええ、やじ馬根性満載な私は、避けて通れないんです。
ひとつは、博多駅前のシンクホール。というか、巨大陥没穴。
そりゃ色々理由はあるだろうけど、工事する前に地質の調査がたりなかったんだろうけど
あの映像はショッキングだった。
あのレベルのミスであのレベルの穴がどかーんと開くのなら、なぜ地下鉄三昧な東京ではあのクラスの事故が起きていないんだろう。それが逆に不思議。
で、気になることとして。
最近、三鷹駅前のコンコースが、無茶に揺れるの。
前から気になってはいたんだけど、コンコースのベンチに座るたび「地震?」と思うぐらい揺れる。大型車が多るわけでも、目の前の中央線を貨物列車が通るわけでもないのに、揺れる。
昨日はひどすぎた。歩いていてもわかるレベル。
それも、微振動というんじゃなくて、なんていうか構造物自体がトランポリンの上に立ってるんじゃないかという、ふらーんふらーんなデカい揺れなんです。
で、思い出したのがあの陥没穴。
もしかしてそのうち、このコンコースの真下にぼっかーんとでっかい穴が開くんじゃないの?
で、だいぶ前からゆらゆらがひどくなってました、と市民が次々後出しするんじゃないの?
それが気になって仕方ない。
もうひとつはあれ。アメリカの新大統領が、
まさかの、女性蔑視人種差別ヘイト金満下品男トランプ!(はい、大っ嫌いです)になっちゃったこと。
もうね、あの夜はショックでゲリが止まらなくなるぐらいでしたよ。
なにしろ、差別主義者の黒ジャイアンのいじめっこ代表選手をアメリカの国民が大統領に選んじゃったんだから。(しつこい)
それから全米各地でデモが起きたのは、至極当然。彼を選ばなかった国民の魂の叫びと思えた。
恥を知れ!というシュプレヒコール。
彼がアメリカの代表とは認めない!という悲痛な叫び。
それは、世界中の移民が集まって作った国を、白人至上主義によって分断しようとする傲慢な価値観に対する全米のNO!だったと思う。
レディー・ガガ、マドンナ、ケイティ・ペリ―たちの叫びと涙が、東洋の島国の主婦の胸にもずんずん響きました。
Love trumps hate.
ガガが涙ながらにトランプタワー前で掲げたこのプラカードを、日本のトンチキな一部のテレビ局は
トランプ氏が嫌い!とガガが叫んだ。と報じてたけど
これは「愛は憎しみに勝つ」という意味。トランプはトランプでも、勝利を意味してるんです。
「トランプが大統領になること以上に大変なのは議会を共和党に取られたことで最高裁の判事が共和党優勢になること。トランプは最悪8年我慢すればいなくなるが、連邦最高裁の任期は終身だから米国の女性やマイノリティーにとっては司法の暗黒時代が長く続いてしまう」
津田大介氏のこの言葉は、彼を選んだアメリカ国民に対する、選ばなかった人々の絶望の本質を表していると思う。
一時は、トランプなんかを国の代表に選んだアメリカは明日にでも終わればいい、自業自得、と思ったけど、全米各地でのデモは、彼に損得で投票しなかった人々もまた「アメリカ」なのだと、教えてくれた。私にとってはそうでした。
怒りと悲しみに沈むアメリカの人々の為に、より明るい朝が来ることを、心からお祈りします。
玉木くん語りができず、ごめんなさい。
とにもかくにも、キャリアの視聴率が上向きなのが嬉しいですねえ。
彼の持つ素直な明るさ端正さあっての、あのドラマが
これからも、たくさんの人に見てもらえますように。