暑いのか寒いのかはっきりしロー!

いやはっきり暑いほうに固定されても困るけど。

これでもう暑い日は終わり、これからは冬日が続きます。と数日前に天気予報で聞いてたんだけど

冷房入れたくなる気温が続く。

朝起きるたび、今日は何着たらいいんだと服をひっかきまわし……

なかなか、日々老いを感じるカラダにはこたえますわ。

 

さてまた大部日が空いてしまいました。

言い訳無しで、ドラマ「キャリア」の感想をサクッとまた。

 

正直、これほど玉木くんの美貌を堪能させてもらえるドラマになるとは思いませんでした。

しかも、はっきりと、真昼の太陽のような温かい曇りのない、正の美貌。

なぜか「イケメン」売りと言うわけでもないただの「若くて現場にしゃしゃり出たがる署長」で、あのいらん美しさが駄々漏れ……

これ、割とギャグにしろキャラ作りにしろ「わかりやすくてベタ」なつくりなんですよね。勿論遠山の金さんが下地にあるので、時代劇的な大芝居をしてる。でもそれが、安心感にもつながってるんです。

とにもかくにも、最後は金さんにスッキリさせてもらえるんだなという信頼感があるのよね。そこがいいの。

加えて、もちろん玉木ファンに対するサービスもばっちりじゃないですか。

そう、制服に加えて、ヨガですよ!

毎回新しいポーズを繰り出しては、華麗に金さんが決めてくれるという。

全身の筋肉のつき方を堪能させてくれるという。

そこを女性陣が囲んで拍手!

ガルガル南係長が引き立て役となり、相川ちゃんが可愛く決めて華を添える。このアイディア、いいですねえ。

そして多少変態はいりますが、南係長の奥さんと娘さん、ヨガの先生、みんなわたし好みで見てて楽しいの。

みんなキャラが明るいよね? これは言い時代劇のお約束ですよ。

 

しかし、二話目はちょっと過激サービスで……

手錠でつながれる二人の男、とはなかなか壺な設定、のはずなんだけど

相手がなあ。ただの野獣だから……

しかし、そのガルガル野獣を、飄々と手錠のごと振り回す金さんが♪

で、当然出るよね、と思ったトイレシーンでは

「さ、触ってる触ってる、あああ濡れてるー」

そこまで言うか。別に羨ましいとは言わないが、決して言わないが、

これさ、逆パターンだったらあまりの痛ましさにテレビ消してたわ。

よかった、振り回されるのが署長のほうじゃなくて。

 

でも、軽く見せてなかなか脚本、練ってますね。

ポケモンGOと狼男とDV.うまい具合にネタをつないで、母と息子というテーマできちんとウルウルさせてくれた。なかなか、うまいと思います。(なんで上から)

そして毎度ながら、署長の千里眼的な勘の良さはさすが!

そしてですね、わたくし、三話目、延長のあおりで録り損ねました…… 

けっこうおもしろかったんですってね。もういいです。だからリアルタイムで見ろよ、自分。

 

さて、昨日は地元でよく見る楳図センセイがお弁当買ってるの見ました。

よほど、後ろから声をかけて話しかけようと思いましたよ。だって聞きたいことがあるんです。

 

「先生、とつぜんすみません。お伺いしたいことがあるんですがいいですか?

確か40年以上前の作品で、たぶん先生の絵柄だと思うんですが、タイトルが思い出せない漫画があるんです。

短編で、山登りしていた男性ががけから転落しかけるんです。崖っぷちに両手でぶら下がって助けを呼ぶんですが誰も来ない。もう駄目だと思ったころ、黒い蝶々が飛んできて、口にとまり、男に蜜を吸わせてくれるんです。何度も何度も、花と男の間を往復しては蜜をくれるんです。そのうち男は陶然となって夢を見る。いつの間にか山奥の家で、美しい娘に介抱されて目覚める。どうしてここにいるのか思い出せない、そしてその家で暮らすようになる。美味しいごはん温かい寝床、美しい女、何の不満もない毎日。でもときどき手が激しく痛む。「手が痛い!」と手を抱えて叫ぶと、娘は必死に介抱して言うんです。何も考えないで、わたしがいるから大丈夫。何も思いださないで……

オチは覚えてないんですが、がけにぶら下がってるところを通行人に見つかって助けられるんじゃなかったかな。そばには蝶の死体が落ちている、そして男は何も覚えていない。

子どものころ読んで、すごく印象に残ったのに今となってはタイトルも思い出せません。こういうお話、書きましたか?

 

とかこんな感じで聞こうかなと思ったらいなくなってました。ああ、残念ナリ。