あさが来たが終わり、続けて波瑠ちゃんが出演中の「世界一難しい恋」もなかなか好調のようで
これからも安定した女優としての道を歩んでいってほしいと思う今日この頃。
で、ございますが
その波瑠ちゃんが、ブログで囁いた朝ドラ収録時の苦労話が、小さな波紋を広げているようで
その波紋の行先がちょっと気になるわけです。
私個人は、初めての大役には苦労はつきものだし
終ってから実はいろいろ大変だったと女優さんが語ることを
「愚痴」として批判する潮流がよくわからないんですが……
世間はこういうことになかなか批判的なんですね。
「朝ドラ女優」に選ばれたものは、ネガティブな苦労話を口に出すものじゃない。
自らの幸運に感謝し
視聴者にいい思い出だけを残し
笑顔で周りへの感謝だけを語っておくべきだと、こういうご意見が多いようで
誰の名を出して批判したわけでもない波瑠ちゃんが、私としてはちょっと気の毒。
今までそんなに真剣に朝ドラを見たこともないし
女優さんを追っかけたこともないんだけど、
日本の女優さん俳優さんは「愚痴」や「苦労話」は基本NGなんですかね?収録が終わっても。
ハリウッド俳優なんかふっつーにぶっちゃけてるけどね。いろいろと。
あいつとは二度と共演したくない、あの監督は二度とごめんだ。
べつに人間的でいいと思うんだけどなあ。
ここらあたり、スターは銀幕の向こうの夢でなくてはいけないのだ、的な
ストイックルールがまだ生きているのかしら。
女性誌で報道された現場の様子を見ると、その大変さの中で、波瑠ちゃんを気遣っていた玉木君の様子が垣間見られて
なんというか、感慨深いものがあります。
「波瑠さんは座長として慣れないところもあったため、玉木さんがさりげなく代わりにみんなを引っ張っていました。何かあると音頭をとって食事会を呼びかけたりして、多いときには毎週のように開いていました。たとえば小麦アレルギーのディーンさんには彼でも食べられる大阪のお店を教えて一緒に行ったりもしていました。さらに玉木さんは6年以上もボクシングをやっているのですが、ディーンさんもやっていたことを知ると、空き時間にボクシング談義をしていたこともありました」(Byドラマ関係者)
玉木君、ディーンさんがクランクアップのときには、自分の撮影がなかったにもかかわらずわざわざ駆けつけてたそうですね。そして彼が音頭を取って共演者での食事会を開いていたと。
波瑠ちゃんがのどを痛めてあまり声が出なくなった時も、いち早く気づいて、波瑠ちゃんに『主役が身体を壊してはいけないよ』と野菜ジュースの差し入れをしたとか。
「すごく周りを見てらっしゃる方です。私は、見せないようにはしていましたけど、悩んでましたし、考え込んでしまうこともありましたし、それをどうにか形にしてスタッフの皆さんに伝えようと何度も助けていただきましたね。だから、本当にあさにとっての新次郎のような、すごく気がこまやかというか、サポートができる方なんだなと思いました」(あさが来た最終回を見る会、で波瑠ちゃん談)
改めて波瑠ちゃんのブログを読むと、とにかく言葉にできないようなあれこれがあって、人を信頼することができなくなった苦しみが痛々しく語られていて、
今まで大河や朝ドラを演じてきた一人一人が、多分こんな思いを抱えていろんなものと戦っていたんだろうなと改めて思わせられましたね……
それはきっと、のだめの時の玉木君も同じだったと思う。
でも、周囲に苦労を悟られたくない、
いつでも「タフな奴だ」と思われていたい。
というポーカーフェイスのど根性野郎なので、目に見えてやせ細っていった時期も、何も語らなかったんだと思う。
その分、逆に苦労を知っているから、波瑠ちゃんみたいなこれからの女優さんを支えてあげたいと思ったんでしょうね。だから、できる限りのことをして彼女を支えたと。
改めて、いいコンビだったんだなあ。
波瑠ちゃんはこれからの人。
大役を終えて、苦しみも味わって、それをあえて語って、その反動も受けることになるだろうけど
いつか自分の周りで苦労している新人を気遣い守ってあげられる存在になるまで、気張って「新しい朝」を迎え続けていただきたいものです。
これからも安定した女優としての道を歩んでいってほしいと思う今日この頃。
で、ございますが
その波瑠ちゃんが、ブログで囁いた朝ドラ収録時の苦労話が、小さな波紋を広げているようで
その波紋の行先がちょっと気になるわけです。
私個人は、初めての大役には苦労はつきものだし
終ってから実はいろいろ大変だったと女優さんが語ることを
「愚痴」として批判する潮流がよくわからないんですが……
世間はこういうことになかなか批判的なんですね。
「朝ドラ女優」に選ばれたものは、ネガティブな苦労話を口に出すものじゃない。
自らの幸運に感謝し
視聴者にいい思い出だけを残し
笑顔で周りへの感謝だけを語っておくべきだと、こういうご意見が多いようで
誰の名を出して批判したわけでもない波瑠ちゃんが、私としてはちょっと気の毒。
今までそんなに真剣に朝ドラを見たこともないし
女優さんを追っかけたこともないんだけど、
日本の女優さん俳優さんは「愚痴」や「苦労話」は基本NGなんですかね?収録が終わっても。
ハリウッド俳優なんかふっつーにぶっちゃけてるけどね。いろいろと。
あいつとは二度と共演したくない、あの監督は二度とごめんだ。
べつに人間的でいいと思うんだけどなあ。
ここらあたり、スターは銀幕の向こうの夢でなくてはいけないのだ、的な
ストイックルールがまだ生きているのかしら。
女性誌で報道された現場の様子を見ると、その大変さの中で、波瑠ちゃんを気遣っていた玉木君の様子が垣間見られて
なんというか、感慨深いものがあります。
「波瑠さんは座長として慣れないところもあったため、玉木さんがさりげなく代わりにみんなを引っ張っていました。何かあると音頭をとって食事会を呼びかけたりして、多いときには毎週のように開いていました。たとえば小麦アレルギーのディーンさんには彼でも食べられる大阪のお店を教えて一緒に行ったりもしていました。さらに玉木さんは6年以上もボクシングをやっているのですが、ディーンさんもやっていたことを知ると、空き時間にボクシング談義をしていたこともありました」(Byドラマ関係者)
玉木君、ディーンさんがクランクアップのときには、自分の撮影がなかったにもかかわらずわざわざ駆けつけてたそうですね。そして彼が音頭を取って共演者での食事会を開いていたと。
波瑠ちゃんがのどを痛めてあまり声が出なくなった時も、いち早く気づいて、波瑠ちゃんに『主役が身体を壊してはいけないよ』と野菜ジュースの差し入れをしたとか。
「すごく周りを見てらっしゃる方です。私は、見せないようにはしていましたけど、悩んでましたし、考え込んでしまうこともありましたし、それをどうにか形にしてスタッフの皆さんに伝えようと何度も助けていただきましたね。だから、本当にあさにとっての新次郎のような、すごく気がこまやかというか、サポートができる方なんだなと思いました」(あさが来た最終回を見る会、で波瑠ちゃん談)
改めて波瑠ちゃんのブログを読むと、とにかく言葉にできないようなあれこれがあって、人を信頼することができなくなった苦しみが痛々しく語られていて、
今まで大河や朝ドラを演じてきた一人一人が、多分こんな思いを抱えていろんなものと戦っていたんだろうなと改めて思わせられましたね……
それはきっと、のだめの時の玉木君も同じだったと思う。
でも、周囲に苦労を悟られたくない、
いつでも「タフな奴だ」と思われていたい。
というポーカーフェイスのど根性野郎なので、目に見えてやせ細っていった時期も、何も語らなかったんだと思う。
その分、逆に苦労を知っているから、波瑠ちゃんみたいなこれからの女優さんを支えてあげたいと思ったんでしょうね。だから、できる限りのことをして彼女を支えたと。
改めて、いいコンビだったんだなあ。
波瑠ちゃんはこれからの人。
大役を終えて、苦しみも味わって、それをあえて語って、その反動も受けることになるだろうけど
いつか自分の周りで苦労している新人を気遣い守ってあげられる存在になるまで、気張って「新しい朝」を迎え続けていただきたいものです。