「あさが来た」、新次郎さんのやさしさと包容力と粋な器の大きさ加減がもう、たまらないっすね。
そして、このドラマまさに「いい男祭り」じゃないですか!
ディーンさんも近藤さんも柄本さんも亀助さんもみーんな、懐の広いそしてかわゆらしいイイ男。こまを回してるだけの藍之助くんだって美少年!
日本のいい男のいいとこどりですよね。キャストそれぞれがきちんと立っていて、あさとはつの姉妹も絵のようにかわいらしく美しく、あさが来たというドラマの中にモザイクのように気持ちよく各パーツが収まってる。
いい脚本、いいキャスト、いい演出ときて、あさ&新次郎夫妻の絵のような美しさはどうよ。玉木君が優雅な遊び人としてもう、そのように生まれついたとしか思えないのはもちろん、波瑠ちゃんてばまるで少女漫画から(あさ絵からというべきか)抜け出したような容姿なのよね。大きな目、チャーミングな大きな口、くるくる変わる表情、とってもはつらつとして愛らしい。あさからいつもいい気分にさせてくれる、ほんとにいいドラマです。
で、今日は猫のお話です。
うちにはたんたんとすず、すみれ、ミーシャという四匹の猫がいるわけなんですが、たんたんを除く三匹はみんなメスでございます。
このお嬢さんたちがほんとにお散歩好きで、朝夕二回は「お散歩の時間だよ!」と迫ってくる。じりじりにじり寄っては「今やってることやめて」オーラで包む。

これじゃ逃げられません。
仕方ないんでお散歩に出てます。
私が先頭に立って門を開けると嬉しそうに尻尾を立ててついてきて、楽しそうに三匹でおっかけっこをしながら私と一緒に住宅街の道を歩くんです。
時には塀の上、ときには車の下を通過しながら、ひょいひょいと。

道の途中で腕立て伏せしない!

ひとんちを覗かない!

袋から出なさい。
猫の散歩はなかなか珍しいらしく、通り過ぎる人が皆「あれっ?」という表情でこっちを見るんですね。「飼いネコちゃんですか?」「ついて歩くんですか?ちゃんと一緒におうちに入るんですか?」「かしこいんですねー!」
確かにちょっと珍しいかも。ほかで見たことないもの。
一列でついてくる様子は、確かにハメルンの笛吹きみたい。
で、たまにこれが四匹になってることがあるんですね。
額に眉毛みたいな線のある可愛い白猫ちゃんが、しれっと参加してるの。
かなり離れたおうちの飼い猫ちゃんなんだけど、どういう訳かうちの近所に出没するようになって、この三匹の仲間入りを目指してるようなんですね。
皆この子に気が付くと、あれっ?となって立ち止まるんだけど、とびかかったり怒ったりはしない。ただ、ん?って感じで立ち止まる。
するとしろちゃんは、しまった、てな顔をして近くの塀の陰に隠れたりササッと逃げたり……
三匹ともメスのせいか、あまりこの子に挑んだりはしません。しろちゃん、いつの間にかうちの庭にいることもあるんだけど、何しに来たの?と遠くから眺めてる感じ。
だがっ。
四匹のうちで最弱の雄猫、いじめてクンと呼ばれる腰抜けのたんたんは、この時ばかりは違うのだ。
庭にほかの猫がいるのを見ると、フギャーッと声を上げて追い散らかします。
本能で激怒。勝てるか勝てないかではなく、テリトリーに異種がいるのを許さない。出ていくまで尻尾をタヌキのようにして追いかける。
考えてみれば人間でも、男性は特に、「他の国から来たやつ」が「日本ででかい顔をする」ことにすごく敏感な気がする。ガイジンはいつまでもガイジン、って感じ?
その点女性は、いったん「ママ友」になっちゃえばあとは女同士おんなじ。
うちの子たちが通った幼稚園も小中も、ついでに高校も大学もわりとインターナショナルなところだったので、お母さんの国籍もさまざまでした。幼稚園の時も、一クラス20人ぐらいなのに、その中にアメリカ人イギリス人韓国人台湾人北朝鮮人とほんとにいろいろだった。
けど、一度持ち寄りでランチごっこしたりすると後は料理の話に花が咲いて、服とかお化粧とか子育ての各国事情、苦労話も女共通。垣根なんて一日で取っ払われちゃう。母として妻としての女の苦労は全世界共通だからね。
男性はその点いつまでも打ち解けないというか、国を背負ってるというか、「文句があるならこの国から出てけ」オーラまとってるから、なんとなく表面上ふつうにしてても無理っぽい何かがあるのよね。
などといろいろ思い出しつつ、かわいいしろちゃんにムキ―と牙をむく孤独な雄猫眺めながら
「オスの本能はめんどくさいのー。庭も世界も平和が一番だぞ」と語りかける私なのでした。

「唯一の猫男子として臆病ながらも敷地の防衛を担ってるだけなんですけどっ!」(BYたんたん)
そして、このドラマまさに「いい男祭り」じゃないですか!
ディーンさんも近藤さんも柄本さんも亀助さんもみーんな、懐の広いそしてかわゆらしいイイ男。こまを回してるだけの藍之助くんだって美少年!
日本のいい男のいいとこどりですよね。キャストそれぞれがきちんと立っていて、あさとはつの姉妹も絵のようにかわいらしく美しく、あさが来たというドラマの中にモザイクのように気持ちよく各パーツが収まってる。
いい脚本、いいキャスト、いい演出ときて、あさ&新次郎夫妻の絵のような美しさはどうよ。玉木君が優雅な遊び人としてもう、そのように生まれついたとしか思えないのはもちろん、波瑠ちゃんてばまるで少女漫画から(あさ絵からというべきか)抜け出したような容姿なのよね。大きな目、チャーミングな大きな口、くるくる変わる表情、とってもはつらつとして愛らしい。あさからいつもいい気分にさせてくれる、ほんとにいいドラマです。
で、今日は猫のお話です。
うちにはたんたんとすず、すみれ、ミーシャという四匹の猫がいるわけなんですが、たんたんを除く三匹はみんなメスでございます。
このお嬢さんたちがほんとにお散歩好きで、朝夕二回は「お散歩の時間だよ!」と迫ってくる。じりじりにじり寄っては「今やってることやめて」オーラで包む。

これじゃ逃げられません。
仕方ないんでお散歩に出てます。
私が先頭に立って門を開けると嬉しそうに尻尾を立ててついてきて、楽しそうに三匹でおっかけっこをしながら私と一緒に住宅街の道を歩くんです。
時には塀の上、ときには車の下を通過しながら、ひょいひょいと。

道の途中で腕立て伏せしない!

ひとんちを覗かない!

袋から出なさい。
猫の散歩はなかなか珍しいらしく、通り過ぎる人が皆「あれっ?」という表情でこっちを見るんですね。「飼いネコちゃんですか?」「ついて歩くんですか?ちゃんと一緒におうちに入るんですか?」「かしこいんですねー!」
確かにちょっと珍しいかも。ほかで見たことないもの。
一列でついてくる様子は、確かにハメルンの笛吹きみたい。
で、たまにこれが四匹になってることがあるんですね。
額に眉毛みたいな線のある可愛い白猫ちゃんが、しれっと参加してるの。
かなり離れたおうちの飼い猫ちゃんなんだけど、どういう訳かうちの近所に出没するようになって、この三匹の仲間入りを目指してるようなんですね。
皆この子に気が付くと、あれっ?となって立ち止まるんだけど、とびかかったり怒ったりはしない。ただ、ん?って感じで立ち止まる。
するとしろちゃんは、しまった、てな顔をして近くの塀の陰に隠れたりササッと逃げたり……
三匹ともメスのせいか、あまりこの子に挑んだりはしません。しろちゃん、いつの間にかうちの庭にいることもあるんだけど、何しに来たの?と遠くから眺めてる感じ。
だがっ。
四匹のうちで最弱の雄猫、いじめてクンと呼ばれる腰抜けのたんたんは、この時ばかりは違うのだ。
庭にほかの猫がいるのを見ると、フギャーッと声を上げて追い散らかします。
本能で激怒。勝てるか勝てないかではなく、テリトリーに異種がいるのを許さない。出ていくまで尻尾をタヌキのようにして追いかける。
考えてみれば人間でも、男性は特に、「他の国から来たやつ」が「日本ででかい顔をする」ことにすごく敏感な気がする。ガイジンはいつまでもガイジン、って感じ?
その点女性は、いったん「ママ友」になっちゃえばあとは女同士おんなじ。
うちの子たちが通った幼稚園も小中も、ついでに高校も大学もわりとインターナショナルなところだったので、お母さんの国籍もさまざまでした。幼稚園の時も、一クラス20人ぐらいなのに、その中にアメリカ人イギリス人韓国人台湾人北朝鮮人とほんとにいろいろだった。
けど、一度持ち寄りでランチごっこしたりすると後は料理の話に花が咲いて、服とかお化粧とか子育ての各国事情、苦労話も女共通。垣根なんて一日で取っ払われちゃう。母として妻としての女の苦労は全世界共通だからね。
男性はその点いつまでも打ち解けないというか、国を背負ってるというか、「文句があるならこの国から出てけ」オーラまとってるから、なんとなく表面上ふつうにしてても無理っぽい何かがあるのよね。
などといろいろ思い出しつつ、かわいいしろちゃんにムキ―と牙をむく孤独な雄猫眺めながら
「オスの本能はめんどくさいのー。庭も世界も平和が一番だぞ」と語りかける私なのでした。

「唯一の猫男子として臆病ながらも敷地の防衛を担ってるだけなんですけどっ!」(BYたんたん)