最初に一応、書いておきます。
玉木君関係ではないしかなりきな臭い話ですので、そっちに関心のない方は、無視してください。


今日本では、ある種のことがらについて、大変声を上げにくく、あるいは醜くなってる。そんな気がする。
たとえば、難民。
難民条約批准国である日本が、(←注目!)
あるいは日本人が、
とくにこれに関する「うちはどうする?」と言う立場に置いては沈黙を貫き、
ネットにおいては
流出した難民と、受入国と、「元凶を作った」「アメリカ」と、だけを嘲笑して見せているこの空気。
わたしは大嫌いだ。
自然災害がこの日本さまにもどかじゃかやってくる未来がこれだけ見えているのに、日本人が難民になる未来もただの悪夢ではないのに、
そんなに他人ごとみたいに嗤いたいんだ。
じゃあ、嗤う権利を得るために、とりあえず「難民条約批准国」から脱退すれば?
それと根本的な疑問。
どうして、「元凶を作った」アメリカは大声で名指ししても、ISほかアラブの紛争国は非難しないの?
彼らは赤子のように純粋な、気の毒な被害者でしかないの?
それが日本人の「良心であり良識」なの?

そんなにアメリカ元凶主義なら、
アメリカの懐刀あるいはお財布になるのを、やめたらどうですか?


夫婦別姓が国際的に、女性差別と突き上げられてる問題。
従軍慰安婦記念碑設置が「カリフォルニアの市議会で全会一致で」承認された問題。

「日本人なら激怒しろ!日本人なら戦え!日本人なら、批判しろ!日本人なら、黙れといえ!あちら側に立つのは、チョン!」

わたしは個人としての選択を尊重する。
そしてすべての真実を知りたいと思う。
知りたいと願う子に、教えたいと思う。
本当はどうだったのか。
非道を行ったのは誰か。行われたのは誰か。
仕方ないことと、仕方なくないことは何か。
こちらがあちらにしたことでも、あちらがこちらにしたことでも、
同等に「ダメだ」と言えることは何か。
それを防ぐために、未来に向けて、
未来に向けて、未来に向けて、これから出来ることはなにか。

知りたいのは、突き詰めたいのは、それだけなのです。