いやー、「まれ」から「あさが来た」へのバトンタッチ、近づいてきましたね。
あちこちで見る、玉木くんのはんなり若旦那、(男性を表す呼称じゃない)いいじゃないですか。あほだけどおおらかそうで。そして、優雅で美しくて。
実生活の役には立たないだろうけど、アクティブな女性の魂のぎすぎす部分を三味線で潤してくれるなんて、なんと素敵。
とにかく三味線。粋に弾きこなしてる姿を楽しみにしてます。
主演の波瑠さん、朝ドラオーディション、これで4度目の正直でやっと!通ったんですね。
「あきらめる理由がなかった」
うん、なんて素敵な言葉なんだ。
なんか、主役モデルの広岡浅子さんが、相撲を見るのもとるのも好きだったそうで、決め手は「相撲姿」だったとか。これ、ほんと?
どれだけ堂々とした取り組みだったのか拝見したいものです。
落ち着いて品があって、年齢ギャップを感じないという大人っぽい彼女に、まーたゴキブリのおもちゃ系のバカなドッキリかましてる玉木君。
どうやら波瑠ちゃんは彼が思っている以上に土性骨の座った大人女性みたいだから、
本気で呆れられないように加減してねー。
で、ね。今までも何度か思ってたんだけど
波瑠ちゃんは違うけども、芸能界で活躍してる人が良くいうのが、これね。
「いつの間にかここまで来ていた」
「こんなになれるとは思ってなかった、友達が親がオーディションに勝手に応募して」
「自分はどうしても俳優に女優になりたいと思ったわけじゃないんだけど」
この、無欲→棚ぼた的な告白、何度聞いたか。
そりゃ事実ならそれでいいけど、だからって「それなのにすごいですねえ」が、いい話とも思わない。
もっとがつがつを丸出しにする人だっていていいと思うよ。
佐藤春夫に「芥川賞ほしいよくれよ下さいよおおお」と長々とお手紙書いた太宰治みたいにさ。
もうなりたくてなりたくて、自分にはこれしかないと思って、だからとことんがんばった、みたいな。
あんまりないのね、そういう話。でも、玉木君はそっち側だった。
とにかく小さいころから「テレビの人」になりたくて、見てる側より演じる側になりたくて、勉強も嫌いだしこれなら自分にもできるんじゃないかと思って、オーディションを受けたけど落ちて、だから社長に声をかけられたときは嬉しくて、これは危ない奴じゃないかエロ系じゃないかと思ったけど、それならでもいい(!)と思って飛び込んだ。
いいじゃないですか。そして目標に向かってオーディションを受ける落ちるを繰り返し、腐らず焦らずこつこつ努力して、今がある。
自分の力で積み上げた、素敵なポジションです。そこまで来たから、私もあなたに会えた。
あきらめないでくれて、ありがとうだよ。
さて、「あさが来た」のヒロインが創設のために力を尽くしたのが、わが母校……、日本女子大。
わたしこの人のことは全然存じませんでした。すみません。
創立者の成瀬仁蔵先生のことしか頭になかった。
何しろ日本で一番古い女子大なんで、校歌も滅茶苦茶古くてね。
「治まる御代の恵みもて、ここに作りし大学は~」
「尽くせ乙女、尽くせ女(おみな)、御国のため~に~」
何度歌ったか、御詠歌みたいな歌。
でも創設当時は今よりも「学び」の心意気は皆高く、上を目指す女子がやっと手にした権利として
熱意をもって、時代の先端を行く乙女たちが集ったようです。
「自発創生」「信念徹底」「共同奉仕」
これがポン女の理念、三本の柱で、何度も唱えさせられました。
で、荒れた公立中学からここに入った時、付属小から上がってきたポン女生たちの生きの良さ元気さ、遠慮もものおじもない活気に、ただ圧倒されたんですね、わたくし。
男女共学だとどうしても、生徒会、運動会、文化祭その他、当時は男子が上をしめて采配ふるってたんですよ。女の子はついていくだけ。
それが、全部女子となると、当たり前に女子がみんなやるわけで、その創造性と活発さ、アイディアの斬新さはわたくしの知るどんな男子も凌駕してました。
特に、体育祭の応援合戦の派手さといったら。
欽ちゃんの仮装大賞と、年末の「笑ってはいけない」を足したような……(どんなんだ)
わたしたちのチームは特攻隊にふんして(はい、時代ですわよ)ゼロ戦まで作ってそれに乗って登場したもんね。(ちなみにゼロ戦は木造です。ちゃんと建造しました)
今でもポン女は、女社長を日本一たくさん輩出してる大学と聞きます。
企業に入ると結構入れたほうが苦労するらしい。みんな自己主張が強いもんね。
先生方もみんな、「学べ、語れ、作り出せ、遠慮するな、未来は才能で手に入れろ!」って感じだったからなあ。とにかく女子一人一人が強かったですよね。
てなことを、強さで荒波を乗り越えてきた主人公のプロフィールを読んで、思い出しました。
創設に向けての信念が、脈々と今も受け継がれ息づいてる感じですね。
というわけで、波瑠ちゃんの活躍と、美男子まったり高等遊民玉木君のコンビネーションが、今から楽しみです。
さてここからは私事。
玄関の天使棚を秋の風情で飾りたくなって、何を使おうかなと思い、とりあえず金のかからん方法として近所の公園に木の実拾いにいきました。
結構集まった。
はずれてるどんぐりやくぬぎのお帽子は、接着剤でつけて、金のスプレーをしゅっしゅ。
いま、こんなふうに、秋の玄関を飾ってます。
あちこちで見る、玉木くんのはんなり若旦那、(男性を表す呼称じゃない)いいじゃないですか。あほだけどおおらかそうで。そして、優雅で美しくて。
実生活の役には立たないだろうけど、アクティブな女性の魂のぎすぎす部分を三味線で潤してくれるなんて、なんと素敵。
とにかく三味線。粋に弾きこなしてる姿を楽しみにしてます。
主演の波瑠さん、朝ドラオーディション、これで4度目の正直でやっと!通ったんですね。
「あきらめる理由がなかった」
うん、なんて素敵な言葉なんだ。
なんか、主役モデルの広岡浅子さんが、相撲を見るのもとるのも好きだったそうで、決め手は「相撲姿」だったとか。これ、ほんと?
どれだけ堂々とした取り組みだったのか拝見したいものです。
落ち着いて品があって、年齢ギャップを感じないという大人っぽい彼女に、まーたゴキブリのおもちゃ系のバカなドッキリかましてる玉木君。
どうやら波瑠ちゃんは彼が思っている以上に土性骨の座った大人女性みたいだから、
本気で呆れられないように加減してねー。
で、ね。今までも何度か思ってたんだけど
波瑠ちゃんは違うけども、芸能界で活躍してる人が良くいうのが、これね。
「いつの間にかここまで来ていた」
「こんなになれるとは思ってなかった、友達が親がオーディションに勝手に応募して」
「自分はどうしても俳優に女優になりたいと思ったわけじゃないんだけど」
この、無欲→棚ぼた的な告白、何度聞いたか。
そりゃ事実ならそれでいいけど、だからって「それなのにすごいですねえ」が、いい話とも思わない。
もっとがつがつを丸出しにする人だっていていいと思うよ。
佐藤春夫に「芥川賞ほしいよくれよ下さいよおおお」と長々とお手紙書いた太宰治みたいにさ。
もうなりたくてなりたくて、自分にはこれしかないと思って、だからとことんがんばった、みたいな。
あんまりないのね、そういう話。でも、玉木君はそっち側だった。
とにかく小さいころから「テレビの人」になりたくて、見てる側より演じる側になりたくて、勉強も嫌いだしこれなら自分にもできるんじゃないかと思って、オーディションを受けたけど落ちて、だから社長に声をかけられたときは嬉しくて、これは危ない奴じゃないかエロ系じゃないかと思ったけど、それならでもいい(!)と思って飛び込んだ。
いいじゃないですか。そして目標に向かってオーディションを受ける落ちるを繰り返し、腐らず焦らずこつこつ努力して、今がある。
自分の力で積み上げた、素敵なポジションです。そこまで来たから、私もあなたに会えた。
あきらめないでくれて、ありがとうだよ。
さて、「あさが来た」のヒロインが創設のために力を尽くしたのが、わが母校……、日本女子大。
わたしこの人のことは全然存じませんでした。すみません。
創立者の成瀬仁蔵先生のことしか頭になかった。
何しろ日本で一番古い女子大なんで、校歌も滅茶苦茶古くてね。
「治まる御代の恵みもて、ここに作りし大学は~」
「尽くせ乙女、尽くせ女(おみな)、御国のため~に~」
何度歌ったか、御詠歌みたいな歌。
でも創設当時は今よりも「学び」の心意気は皆高く、上を目指す女子がやっと手にした権利として
熱意をもって、時代の先端を行く乙女たちが集ったようです。
「自発創生」「信念徹底」「共同奉仕」
これがポン女の理念、三本の柱で、何度も唱えさせられました。
で、荒れた公立中学からここに入った時、付属小から上がってきたポン女生たちの生きの良さ元気さ、遠慮もものおじもない活気に、ただ圧倒されたんですね、わたくし。
男女共学だとどうしても、生徒会、運動会、文化祭その他、当時は男子が上をしめて采配ふるってたんですよ。女の子はついていくだけ。
それが、全部女子となると、当たり前に女子がみんなやるわけで、その創造性と活発さ、アイディアの斬新さはわたくしの知るどんな男子も凌駕してました。
特に、体育祭の応援合戦の派手さといったら。
欽ちゃんの仮装大賞と、年末の「笑ってはいけない」を足したような……(どんなんだ)
わたしたちのチームは特攻隊にふんして(はい、時代ですわよ)ゼロ戦まで作ってそれに乗って登場したもんね。(ちなみにゼロ戦は木造です。ちゃんと建造しました)
今でもポン女は、女社長を日本一たくさん輩出してる大学と聞きます。
企業に入ると結構入れたほうが苦労するらしい。みんな自己主張が強いもんね。
先生方もみんな、「学べ、語れ、作り出せ、遠慮するな、未来は才能で手に入れろ!」って感じだったからなあ。とにかく女子一人一人が強かったですよね。
てなことを、強さで荒波を乗り越えてきた主人公のプロフィールを読んで、思い出しました。
創設に向けての信念が、脈々と今も受け継がれ息づいてる感じですね。
というわけで、波瑠ちゃんの活躍と、美男子まったり高等遊民玉木君のコンビネーションが、今から楽しみです。
さてここからは私事。
玄関の天使棚を秋の風情で飾りたくなって、何を使おうかなと思い、とりあえず金のかからん方法として近所の公園に木の実拾いにいきました。
結構集まった。
はずれてるどんぐりやくぬぎのお帽子は、接着剤でつけて、金のスプレーをしゅっしゅ。
いま、こんなふうに、秋の玄関を飾ってます。