今回、自分の視聴体勢?がわかりました。そして反省しました。
……いや、反省はしてないかな。

だってどうしても鵜飼主役で見ちゃうんです。
そうすると、あれ?と思うところが不要に多くなると。

冒頭のあらすじ解説担当さんに、そっちか?とひっかかり
鵜飼のキャラとして、金以外には興味なしと思っていたクールさがフラフラしているような印象を受け、
お約束の「大家のトンでも推理に突っ込みタイム」に対して、あまりストーリーに関係ないんだからもうちょっと短くても……というかここいらないんじゃ……と余計なことを考え。
大事な相方(?)の?踊る走る蹴る、というアクションにも、視聴者としてしかたなくぱちぱち、というお付き合いを、眉間にしわ寄せつつやっているような按配で……

まあ落ちは面白かったです。推理に無理があるところも、基本ギャグということで受け入れられます。鵜飼のちゃんと探偵らしい推理、とくにつまらんDVDを見てそのあまりのつまらなさにひらめいた部分もおもしろかった。(でろんでろんの表情も含めて)
酒屋のおっちゃんとのやり取り、浮浪者からの情報収集、流平君との拘置所でのやりとり、ここらあたりも嫌味なく楽しめました。
でもねー。
一話では付き合えた朱美のハイテンションオーバーリアクションが、自分にとってもう許容の限界を超えそうで……
どういうキャラであるにしろ、好感というものをこちらに持たせてほしいんです。こういうところが共感できるとか、応援したくなるとか、可愛くしかも笑えるとか……
剛力さんという女優さんの演技を見るのはこれが初めてだし、先入観も何もないつもりでしたが、頼むもうちょっときちんとキャラとして把握したい、まともな状態のこの人を見たい、無理か無理なのかっ?
と……3話も思い続けるのかなあと。

予告見た限りではかなり画面にも見所ありそうだし、無理やり引き伸ばした分変なギャグで時間つぶしというところもなさそう。
横溝テイストはすごくいじりやすいだろうし見せ場もありありですよね!
単純に期待しときます。
楽しませてねのお願いグッド!

ところで話は変わり。
現在井の頭公園池ではかいぼりが行われています。
かいぼりというのは、池の水を抜いて底を日にさらし(三月まで)水質を改善するとともに外来魚などを駆除すること。
井の頭池はかつては湧水量が豊富で、底が見えるほど澄んでいたそうですが、戦後、地下水のくみ上げで湧水が枯渇してしまい、水質が悪化してしまったそうです。さらにブラックバスやブルーギルなどの外来魚が勝手に放流され、池の魚の9割を占めているとか。
橋の上から見ると全部鯉に見えてたんですけどねえ……

で、近所なので行ってみました。


 確かに滅多にこんな光景見られません。ただし弁天池は水が残されてます。


 橋から見下ろすと、まあ自転車の多いこと多いこと。しかしなぜショッピングカートが?


 鋭意お仕事中。
池の魚を確保する「かいぼり隊」はボランティアです。お魚レスキュー隊とか命名して募集してたと思うんだけど、外来魚はそのまま放置・昇天していただいて肥料になるそうで、ほんとにお魚をレスキューしに来たお子達がショック受けないといいなあとちょっとだけ。

なんと体長一メートルのソウギョもいたそうで、というか、どこから放り込みに来るのさ。
しかし池の魚激減するなあ。万が一の災害の時はここで魚のつかみ取りすれば結構生き延びられると思ってたのにさ。

さてさて、底まで透き通り水草が揺れる透明な池は再生できるんでしょうか?

ちょっと期待ドキドキ