とりあえず、視聴率いい感じに上がってますねドキドキ
数字と質は関係ない。と、今までの経験からわかってはいても
結果が出るのは嬉しいものです☆

ちょっとつまんないこと考えてみた。
タイトルを一文字変換して意味合いを変えてみよう。
結婚したい。 結婚しないか。 結婚しないと。 結婚してない。 結婚しなさい。  
日本語って面白い☆

さて内容。相変わらず、玉木くんはあまりにホワイトだった。
そして、憎い気づかいのできる奴だったのね。

コンビニ袋が膨らむ膨らまないの確認ができるほど袋が大写しになってくれず残念だったりして。
この撮影の前後に、徳井くんが携帯電話で切れてたり
喚きながら噴水に落ちてたと思うと、その残像に邪魔されて「純平、折角持ってんだから砂肝食え!」とかアホなことばかり考えてました。

ビジュアルでは。
ふと静止した画像の、角度をつけた玉木くんの顔の(特に横顔ね)
鋭角的な美しさに改めて惚れ惚れ。
日本人で横顔が絵になる男ってホントいませんよ。うつくしいわ~~。
出て来るたびに花に囲まれ、花を手にしているなんてなんておいしすぎる役なの。

そして特筆すべきは、このドラマ、出演者の平均年齢が信じらんないほど(はいレッドカード!)
三人のビジュアルがとっても美しい。
お花屋さんが一つの大きな舞台になってるだけあって、画面が華やか。
そして横浜という背景と、春子の部屋のオシャレ度が上手くいかされてる。
今回、お見合いに千春が着て言ったワンピースとはなやかなガーディガンがすっごく素敵でした!

で、こっからはあまりいいことかきません。(じゃーんクラッカー
つまり上記のようなお楽しみがないと、わたしには何かと見るのがきつくなってきたのだ。

まず、まーた結婚結婚の連呼かと。
それがテーマだから仕方ないとはいえ、いい加減テーマじゃなくキャラを前面に出してくれまいか。
千春と、春子。
「このふたり、本当にあうんだろうか?不協和音にならないか?」と個人的に不安だった、演技派の菅野ちゃんとあまみん姐さんが、ボケ突込みで妙にいい味出してて、わたしとしては大変うれしいだけに、
もう少しましなせりふ言わせてくれ。といらいらするところもあるんです。
渦中にいる人には何かと辛いテーマだけに、あんまりリアルにするのもどうかというのはわかるの。
わかるんだけど、「わ、わざとらしい」とか「ふ、不自然」とおもわずぐへっとなるようなセリフ、脚本の運び、キャラとか、どうにかならんかと。
どこの世界で育ったのかと思いたくなるような35歳千春の天然ぶりとか。
旅行代理店という仕事場で結婚がどうとか紹介してくれた相手がどうとかごちゃごちゃやるなとか、勤務中の花屋でパソコン開くなとか。
ひと昔前のレディコミ(はい、わたしかいてました)みたいなベタっぷりがどうも私にはきっついのです。展開の強引さも含めて。

まあそれこそ、一昔前のレディコミノリで開き直ってみりゃいいんだろうけども。

あとね、いくらお見合い相手が打算的でも、
打算的だってぐらいで、わざわざ春子が相手のブログとか見せてご注進するのはどうかと思うんだ。
とんでもない女ったらしとか詐欺師とかならまだしも、あれは普通に普通だと思うのですよ。
いかんことは、いちいち品定め中継をブログでしていることぐらい。
相手を条件で見て、自分の条件と照らし合わせて妥協できるところとできないところで考えるということ自体は
千春のお見合い相手も、千春自身も同じじゃないのか?と思う。
お見合いっていうのはそんなもんでしょう、最初から。
相手が結婚するにふさわしい対象か?という値踏みから始まるのが、見合い。
仕方ないんじゃないのかな。

というのも、自分自身が嫌というほど見合いを繰り返してきたからなのだ。
好きでしてたんじゃなくて、一刻も早くポンコツな娘をとつがせたくて病的にやっきになってた母親に次々見合いの予定をいれられたんです。
ひと口じゃ言えないほど怖い母でしたので、逆らえませんでしたわ、ハイ。
仕事先から無理矢理半日で引き戻されて見合いの席に突っ込まれたこともあるもん。もう無茶苦茶でした。
「女にとって仕事なんて一生のものじゃないでしょ!結婚は一生モノでしょ!」
私の職場の迷惑などお構いなし。あれはテロリスト並みだと今になっても思う。
そんな私から見て、千春の見合い相手は、結構リアルでした。ああいう人、います。というか典型例。
異常に口下手、マザコン、超自閉的、プライドが天より高い、オタク、いろんな人がいましたが、さんざっぱら見合いしてきて思ったのは、「普通の人がいない!」ということでした。
仕事とか友だちづきあいの中での知り合いは、個性の違いはあれ「普通の男性」が多かったんだけど
見合いの席で面と向かう相手は、なんかあまりに世間ずれしてない、というか協調性のない人が多かったと思う。
まあ、会話が不自然になってしまうのは、初対面同士がいきなり結婚を前提に相手の条件を探り合う。という異様な状況によるものでしょうけども。
そしてわたし自身もそりゃ結構普通じゃないけども、せめてまともに会話してほしい、といった相手が多く、恋だとかとてもとても。というのが現実でした。

35年生きてきて、千春は見合いであろうとも恋がしたいという。
それはいいでしょう、恋が見つけられるまで見合いをするのも。
(てか目の前に純平というホワイト美青年がいるんだからちゃんと惚れろよこらむかっ

でもね、艱難辛苦を乗り越えて結婚して子供二人おっきくして思うのは、
勢いで燃え上がり急降下で醒める愛の恋だのよりも、
時間をかけて育んでゆく「情」のほうが、長い結婚生活には大事だということ。
それが育めず、愛がさめたとたんに浮気騒動で修羅を迎えるような不安定な状態が、なにか芸能人のみなさんには多い気がする。多分偏見でしょうけど。

わたしは結婚というのは、なにか縁があってするものだと思うので、いったん誓ったからには
相手が相当アレだろうとコレだろうと、決して離婚しないと胸に誓ってました。
耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び、(いやいやそんなひどい相手でもないが)
その末に育つ情の向こうにしか見えない景色もあるんです。

何で自分語りしてんだ。
まあ、あのような美男美女が結婚できんできんと顔つきあわせて言っているドラマに
リアリティーがうんたらというのも変かもしれないけど、
なるほど、あるある、これはわかる。
と頷かせてくれるポイントが増えることを、取り敢えず期待したいと思います。
せっかく主要キャラお三人の「見て愉しい度」が半端ないですからね。画面だけじゃなく中身にもうっとりさせてほしいのです。ちゃんちゃん。

さて、長い日記になりましたが、ここまで読んでくれてる人いるかな?
毎度ですが、小説更新しましたのでよろしく。

酔 迷 宮72話 
あなたは、だれ?