何か昨今のドラマの話題は
内容よりも数字に尺をとられておりますな。

と言っても私はほんとに自慢できるぐらいドラマもテレビも見ないので
中身わかりません。
ただ数字が取れない、上がったの下がったの、
期待外れだの前代未聞だの
そう言うお噂を聞くばかり。

そんなものさしばかり持ってくるから自分の目と耳で評価できなくなるんじゃん!

なんかすごい数字出したらしいオダギリジョーさんの「家族のうた」も
内容の評判聞く限りではそんな悲惨な出来でもなさそうだし。
だから、
数字は全部終わってから出すことにしたら、と前から言っておるんです。
この物差し抜きで、さあ名作か駄作か、とネットで論争かわしたあとで
数字とすり合わせたら結構興味深いことになると思う。

まず同調しないと思うんですね。
どうだろう。
数字通りの評価ができる人がいたらある意味凄いと思うけど。


ちょっと妄想してみたんだけど
人生も視聴率主義にしてみたらどうだろう?
お前の人生視聴率低いから打ち切り!
えっ、誰がどこで見てんの?
悪いがテレビカメラで24時間うつしてて某世界で放送中なんだよ、
今25億人生中の24億8千万位だから打ち切りかもね。
そ、そんな~~!
じゃあもっと面白く生きろ!十年ほど早く終わりにしたるぞ!
主人公が自分から動かない、見た目魅力がない、性格悪い、山も谷もない、脇役が少ない、はなしがつまらん。
じゃ、じゃあ今より少しお、面白く生きますのでもう少しだけ……

つまらん妄想に時間をとられてしまった。

で、こういう妄想を映画にしたのありますね。
ジム・キャリーのトウルーマン・ショー。
ただし本人に、人生そのものが放映中と知らせずにだます系だけどね。
あれ、ちょっと怖かった。
何もないはずの空から照明がどーんと落ちてきたり……
すべてが舞台装置だと気が付いてセットの端っこまで船こいでくシーンとかシュールだったなあ。
そしてそれのブラック版コミックが、手塚治虫の「赤の他人」。
人生の脚本がすべて決まっていて、衝動的に予測不可能な行動をすると、音がついてこない(お皿を割るとかの効果音ね)という。
そのからくりに気づいた少年は、主役を降ろされて魂を抜かれてしまい、次の子が餌食に……
わたしの小さいときからの妄想を覗かれたようで、恐ろしゅうございました。

さらに毒と笑いを足したブラック小説が、筒井康孝の「俺に関する噂」
これはひとりの凡人を「報道価値のある有名人」に仕立てて
やることなすことメディアが取り上げては全国に報道すると言う不条理小説。
道を歩けば頭上にはヘリコプターが舞い、押し入れを開ければ録音機を持ったレポーターが転げ出て
天井をつつけばパパラッチが落下する。床板をめくれば記者がマイク持って逃げてゆく。
電車の中吊り広告には「○○氏、なんたらをオカズに昨夜二回も××!」

なんか、芸能人を餌食にどうでもいいことで騒ぎ立ててるメディアを揶揄してるようで傑作でしたクラッカー

まあ、玉木くんもそうだけど、こんな世界で生きると覚悟を決めてる人たちってホントに勇者だと思います。でもあの、芸能人になってくれてほんとにありがとう、うん☆

ところで、+actの表紙と特集来ますね!
いつもいつもなんてありがたい雑誌なんだ。

5月26日発売の7月号の表紙巻頭が、玉木くん。
完全独占撮り下ろし写真&16000字超ロングインタビュー等大ボリュームでお届け!だそうです!
銅雀台をたっぷりとりあげてくれるのかな?
だとしたら地にひれ伏して感謝せねばなりますまい。
ていうかさ、日本公開してよ、頼むから!

さて、新CMドキドキ
永谷園の[お鍋ひとつで鶏南蛮そば」のCMの髭梨加減がまた。
お鍋くるりんの鮮やかな手つきは、もう、一つの芸ですね!

くるりん

冷やしそば大好き。早速買おう合格

さて、あしたから沖縄旅行。座間味と那覇です。
沖縄は梅雨入りだそうだけど、どうやら行ってる間だけ晴れてるらしい。
お天気の気まぐれに感謝☆