いやあ、寒いっすねー。春とは思えない寒風の中、お墓参りに行ってまいりました。
いつもは春の野山が見える霊園からの風景も
まだまだつぼみの桜の山々が見えるばかり。
お彼岸でも命日でもないのに車出してお墓参りにいった理由はただ一つ。
前回いったとき、手桶と柄杓を二つセットで持ち帰っちゃったから。
広い霊園なんで車で回るんだけど、手桶置き場に置いて帰るの忘れたのよね。
わざわざ車出さんでも電車で持っていくよ。といったら
両手に霊園の名前入りの手桶と柄杓ぶら下げて電車に乗るオバさんは変すぎるからやめなさいとダンナに言われた。
そりゃあまあ、そうだ
で。
毎度おなじみ永谷園の、読売新聞の恒例の一面広告。
お陰様で60周年。の節目に、よくぞヒロシ君を使ってくれました!
当人に代わりまして、御礼申し上げます。
BSプレミアムの、裸にしたいオトコ@玉木宏と、レベル7の予告。
お楽しみが途切れないのは嬉しい限りです。
30過ぎてきちんと今の彼の等身大の仕事が続いてるのは、何よりありがたいですよねえ。
思えば、のだめで千秋人気が沸騰したあの頃。
タマキヒロシと千秋真一がほとんど同一視されていたあの時期、わたしも彼に堕ちたのでした。
どんだけ同一視されていたかというと、あの当時、のだめが終了したので玉木宏が金髪に戻した、明るい茶色に染めて街で遊んでた、という今思えばどーでもいい噂が、ファンのあいだにすごい動揺を呼び起こしたもんです。そんなはずがない、そんな裏切りを彼はしない、と。
そして続く仕事の発表の場で、ほんのちょっと毛先がブラウンに染めてあったというだけで「そこで止めといてくだサイ」「戻すにはまだ早いデス!」な無言のお願いがファンの間に満ち満ちていたのでした。
黒髪でスクエアなファッションにした途端現れたストイックなピアニスト兼指揮者な美青年に世間は飛びつき、女たちは恋に落ち、そうでない玉木宏はしばらくカーテンの裏に隠れとけ状態で、正直彼も千秋人気を歓迎しつつ「俺は俺なんだけど」という言葉を呑みこんでいたんでしょう。
しかし、ありがたいことにまだまだ続くのだめ関係のお仕事。SPドラマに映画前後編。そのたびに玉木宏は千秋真一に戻り、一番いらいらしたことには(わたしがですよ!)
[玉木宏って千秋真一の時だけカッコいいよね]という逆向きな評価が出てきちゃったんでした。
わたしはですね、ほんとのはなし、のだめだけではそれほどど真ん中に落ちなかったと思うんです。そのあとの星ひとつの夜、ミッドナイトイーグルもそりゃ堪能させていただいたけど、結局あれ。鹿男の小川先生!
あの愛しいドラマのキャラに飲み込まれ、千秋真一で小川孝信な玉木宏に決定的にさらわれたんでした。で、もちろん、MWですね。これで完成です。このみっつのキャラに命を与えた玉木宏に惚れたんです。
なーのーに、いつまでもいつまでも世間は言う。千秋真一こそ玉木宏と。
あれはあくまで一面だろう!
彼が町でイベントで「千秋せんぱーい!」と声をかけられるたび、「もう終わったよっ!」と返していたのは、彼の偽らざる本音だと思います。
評価を得た仕事として誇りに思いながらも、その先に行かねば自分はそこで止まる、と苦闘したであろう日々。「現状維持は退歩なり」を座右の銘として繰り返してあちこちで言ってたのも、それが彼の本音で意地だったからだろうなーと思います。
そして次々訪れる仕事。織田信長、坂本龍馬、ラブシャのうさたん、美しき殺人鬼、潜水艦の艦長、やさぐれ刑事真島、なんだかんだで源義朝。そのバランスの良さに、のだめから祈るようにして追い続けたファンとしては、感無量なんでございます。
間に東日本大震災があり、ちょうど歌手としてファンとじかに触れ合う時期にあって、自分自身からパワーと前向きな姿勢を伝えたいとツアーの攻勢もステージデザインも考えて。あの時期の一連のコンサートは、どのときよりも本当に、歌手としての彼の立ち位置とやりたかった方向が見えた、くっきりと感動的ないい仕事でした。
そしてフォトグラファーとして写真誌に載り、田崎真珠とコラボしての個展。旅人としての仕事では泳ぎと乗馬の腕も見られたし、次は山登り姿が堪能できるわけです。
ほんと、いい時間重ねてますよね。
正直、わたしも彼の中に千秋真一を追いすぎた時期があったと思います。今は本当に、自由で悠々としていて穏やかで揺るがなくてバカでエッチで頑固でオトナな玉木宏に改めて惚れております。
応援すると同時に、人として羨ましくもあり、母のように誇らしくもありで、見ていて飽きない人生だなあと思ったり。
一時はどうなるかと思ったこの国にも、一年たって桜は見事に開きました。
まだまだ一緒にあるかせてくだサイ!
と、ひとり応援節な本日の日記でした。
あ、そういえば。
ブログでドナルド・キーン祭りしたら
偶然友だちから、母校の講堂でキーン氏が講演会やるから一緒に行かないかとお誘いが!
喜んで行ってきますとも。
小説更新しました。
30話
いつもは春の野山が見える霊園からの風景も
まだまだつぼみの桜の山々が見えるばかり。
お彼岸でも命日でもないのに車出してお墓参りにいった理由はただ一つ。
前回いったとき、手桶と柄杓を二つセットで持ち帰っちゃったから。
広い霊園なんで車で回るんだけど、手桶置き場に置いて帰るの忘れたのよね。
わざわざ車出さんでも電車で持っていくよ。といったら
両手に霊園の名前入りの手桶と柄杓ぶら下げて電車に乗るオバさんは変すぎるからやめなさいとダンナに言われた。
そりゃあまあ、そうだ

で。
毎度おなじみ永谷園の、読売新聞の恒例の一面広告。
お陰様で60周年。の節目に、よくぞヒロシ君を使ってくれました!
当人に代わりまして、御礼申し上げます。
BSプレミアムの、裸にしたいオトコ@玉木宏と、レベル7の予告。
お楽しみが途切れないのは嬉しい限りです。
30過ぎてきちんと今の彼の等身大の仕事が続いてるのは、何よりありがたいですよねえ。
思えば、のだめで千秋人気が沸騰したあの頃。
タマキヒロシと千秋真一がほとんど同一視されていたあの時期、わたしも彼に堕ちたのでした。
どんだけ同一視されていたかというと、あの当時、のだめが終了したので玉木宏が金髪に戻した、明るい茶色に染めて街で遊んでた、という今思えばどーでもいい噂が、ファンのあいだにすごい動揺を呼び起こしたもんです。そんなはずがない、そんな裏切りを彼はしない、と。
そして続く仕事の発表の場で、ほんのちょっと毛先がブラウンに染めてあったというだけで「そこで止めといてくだサイ」「戻すにはまだ早いデス!」な無言のお願いがファンの間に満ち満ちていたのでした。
黒髪でスクエアなファッションにした途端現れたストイックなピアニスト兼指揮者な美青年に世間は飛びつき、女たちは恋に落ち、そうでない玉木宏はしばらくカーテンの裏に隠れとけ状態で、正直彼も千秋人気を歓迎しつつ「俺は俺なんだけど」という言葉を呑みこんでいたんでしょう。
しかし、ありがたいことにまだまだ続くのだめ関係のお仕事。SPドラマに映画前後編。そのたびに玉木宏は千秋真一に戻り、一番いらいらしたことには(わたしがですよ!)
[玉木宏って千秋真一の時だけカッコいいよね]という逆向きな評価が出てきちゃったんでした。
わたしはですね、ほんとのはなし、のだめだけではそれほどど真ん中に落ちなかったと思うんです。そのあとの星ひとつの夜、ミッドナイトイーグルもそりゃ堪能させていただいたけど、結局あれ。鹿男の小川先生!
あの愛しいドラマのキャラに飲み込まれ、千秋真一で小川孝信な玉木宏に決定的にさらわれたんでした。で、もちろん、MWですね。これで完成です。このみっつのキャラに命を与えた玉木宏に惚れたんです。
なーのーに、いつまでもいつまでも世間は言う。千秋真一こそ玉木宏と。
あれはあくまで一面だろう!
彼が町でイベントで「千秋せんぱーい!」と声をかけられるたび、「もう終わったよっ!」と返していたのは、彼の偽らざる本音だと思います。
評価を得た仕事として誇りに思いながらも、その先に行かねば自分はそこで止まる、と苦闘したであろう日々。「現状維持は退歩なり」を座右の銘として繰り返してあちこちで言ってたのも、それが彼の本音で意地だったからだろうなーと思います。
そして次々訪れる仕事。織田信長、坂本龍馬、ラブシャのうさたん、美しき殺人鬼、潜水艦の艦長、やさぐれ刑事真島、なんだかんだで源義朝。そのバランスの良さに、のだめから祈るようにして追い続けたファンとしては、感無量なんでございます。
間に東日本大震災があり、ちょうど歌手としてファンとじかに触れ合う時期にあって、自分自身からパワーと前向きな姿勢を伝えたいとツアーの攻勢もステージデザインも考えて。あの時期の一連のコンサートは、どのときよりも本当に、歌手としての彼の立ち位置とやりたかった方向が見えた、くっきりと感動的ないい仕事でした。
そしてフォトグラファーとして写真誌に載り、田崎真珠とコラボしての個展。旅人としての仕事では泳ぎと乗馬の腕も見られたし、次は山登り姿が堪能できるわけです。
ほんと、いい時間重ねてますよね。
正直、わたしも彼の中に千秋真一を追いすぎた時期があったと思います。今は本当に、自由で悠々としていて穏やかで揺るがなくてバカでエッチで頑固でオトナな玉木宏に改めて惚れております。
応援すると同時に、人として羨ましくもあり、母のように誇らしくもありで、見ていて飽きない人生だなあと思ったり。
一時はどうなるかと思ったこの国にも、一年たって桜は見事に開きました。
まだまだ一緒にあるかせてくだサイ!
と、ひとり応援節な本日の日記でした。
あ、そういえば。
ブログでドナルド・キーン祭りしたら
偶然友だちから、母校の講堂でキーン氏が講演会やるから一緒に行かないかとお誘いが!
喜んで行ってきますとも。
小説更新しました。
30話