今週の出走 〜アウスヴァール函館記念他〜
重賞、ガチンコ、話題の鞍上。7/13(土)ディアマンドロップ函館2R 3歳未勝利(牝)ダ1,700m 52高杉吏麒2024/7/11(函館競馬場)10日(水)に函館競馬場のWコースで5ハロン73.7-57.1-42.2-13.4を単走で馬ナリに追い切りました。「函館競馬場に入場後もこの馬なりに落ち着いていましたし順調にきていたので、ダ1700m戦での出走を目指すことに。現地で乗れていて、減量が利く高杉騎手を押さえられたというのも決め手の一つ。昨日の追い切りにも乗って感触を確かめてもらっています。『テンションが高くなるかもしれないと聞いていましたが、そういったところはなく普通に走れていましたよ』とコメントしてくれています。この条件は牝馬限定戦を含めて3鞍組まれていましたが、一般戦は力のある牡馬もいて、まだダート経験の少ないこの馬にとっては少し分が悪そうだったところ。同クラブの権利持ち馬がいたものの、他2鞍よりも好走できる確率が高いと判断してこちらの番組に投票しています。入厩した時から能力は感じていましたし、ダートもスムーズでなかった前走でも可能性を見せてくれたので、今回は更に前進させたいですね。次に繋がる走りをしてきてもらいたいと思っています」(小手川準調教師)高杉騎手を確保し、ブーケドグレイスとガチンコになっても、ココで勝負と陣営の気合いもなかなかのもの。この条件も合いそう。ブーケドグレイス函館2R 3歳未勝利(牝)ダ1,700m 52長浜鴻緒2024/7/11(函館競馬場)10日(水)に函館競馬場のWコースで4ハロン54.5-39.7-12.5を単走でゴール前仕掛けて追い切りました。「間隔が詰まっているので、昨日は半マイルから終いを少し伸ばす程度の追い切りにしています。3戦目でもいい雰囲気を保てていますし、しっかりした脚取りで走ってきましたよ。前走はダートへの適性を示してくれましたし、もう少し仕掛けが早かったらもっと際どい勝負になっていたはず。鞍上も前走で手応えを掴んだはずなので、今回は自信を持って乗ってきてくれるでしょう。持ち時計が速い馬が何頭かいて思ったよりもメンバーが揃った印象ですが、この馬もまだ伸びしろがあるはずなので、再度いい走りを期待したいところ。未勝利戦の残り期間も少なくなってきているので、ここで決めてくれることを願っています」(相沢郁調教師)初ダートで変わり身を見せた前走。今回相手揃った感も有力2頭はともに先行脚質。前走と同じ上がりがかかる展開なら再び勝ち負け。ジャンヌローサ福島12R 3歳上1勝クラス(牝)芝1,200m 51藤田菜七子2024/7/11(美浦トレセン)7日(日)に坂路コースで4ハロン57.8-42.7-28.0-13.5を単走で馬ナリに追われ、10日(水)にはWコースで5ハロンから0.3秒追走して併せ、72.5-56.7-41.0-11.9を馬ナリに追い切りました。「福島までの輸送も控えているため、最終追いは終いだけ伸ばすイメージで、やや軽めの内容にとどめて実施しています。前走の失敗を踏まえて、今回は直前あまり強い負荷を掛けていませんが、ソフトな仕上げでも中身は十分整っている。いい状態でレースに向かうことができます。ジョッキーに関しては当初、関西のリーディング上位に声を掛けていたものの、最終Rが終わってからではどうしても飛行機の搭乗に間に合わないことからやむなく断念。スタートが上手な菜七子に声をかけさせてもらいました。斤量面で2kg恩恵がありますし、当たりが柔らかくフワッと乗れるジョッキーなので、ジャンヌローサに手が合うと見ています。ここまでの調整は上手くいきましたので、あとは本番スムーズな競馬ができるかどうか。キャリアまだ3戦目でこれからの馬ですが、稽古でも実戦でも常に前向きな姿勢で頑張ってくれるタイプですからね。ここで巻き返せたらと思っています」(蛯名正義調教師)結婚が決まった菜七子騎手鞍上。鞍上のパワーをプラスして前進間違いなし!今回の調整過程も良く、勝ち負け期待!7/14(日)アウスヴァール函館11R 函館記念(G3)芝2,000m 54古川吉洋2024/7/11(函館競馬場)7日(日)に函館競馬場のWコースで4ハロン53.8-38.1-12.4を単走で馬ナリに追われ、10日(水)にもWコースで5ハロン68.3-51.9-36.9-12.2を単走で馬ナリに追い切りました。「OPに上がってからはさすがにクラスの壁を感じる競馬が続いている。ただ、重賞とはいえハンデ戦で54kgは恵まれた印象ですし、追い切りの動きも前走時より素軽さがあっていい伸び脚を披露していました。先週に比べてコーナーからのスピード乗りも良くなっているので、状態は上向き加減。ここも同型との兼ね合いがカギになるでしょうが、行ってなんぼのタイプですからね。あとは自分の競馬に徹してどこまでやれるか。最初のコーナーまでロスなく運べるよう、なるべく内めの枠が引けたらと思っています」(昆貢調教師)大敗続きだが、2走前は勝ち馬にマークされ、前走はハナを切れずと原因は明確。昇級初戦の3走前はハナ切れずもしぶとく食い下がって勝ち馬から0.5秒差。当時がハンデ55、今回の54でハナを切れればひょっとしたらひょっとするかも。内枠が欲しい。◎陣営コメントは公式サイトより。