下道で行こう!
が………

巻き込まれた一般道の渋滞に続き、高速の入り口が目の前に。

乗ってしまえ!!

ってわけで圏央道から中央道へ

おっと

左車線にって書いてあったのに、右車線に矢印があせるあせるあせる

あちゃー

結局左車線の相模湖辺りで高速を下りた。

そこからアドベンチャーな旅が開始された。

新品の地図を広げ、一番近い道を探す。

地図対ナビ

ナビは右。
地図は左。

地図の直線距離を選んだ2人。

まるで2人の関係みたい…

遠回りばっかり。

でも、このアドベンチャーなドライブがまた楽しかった。

後から聞いた話だが、あの道は地元の人もあまり通らず、走り屋の道らしく、しかし夜景がとても綺麗だそうだ。
その聞いた地元の人はその道で、車を廃車にしたらしい。


そんなアドベンチャーな峠道

でも
きれいな山道。
対向車が来るとすれ違いはギリギリ。

途中で見られる沢。

木漏れ日。

日常生活では得られない美しさに心が癒された。
アドベンチャーな峠も終盤になり、広い道に出た。
この旅行にはイベントの見学も含まれていた。

時間が間に合うか?

アドベンチャーな峠で約一時間かかってしまった事もあり、東名に急遽乗り、何とかイベント会場に時間ギリギリ間に合った。

広い原っぱ
と言うか、池と山の間にぽっかりある原っぱ。

ローカルなのか、癒されるのか、不思議な魅力がある原っぱだった。


受付でチケット代わりの木で出来たキーホルダーっぽいのを頂き、屋台でビールにパンにきゅうりにおつまみにジュースに買い込んで、空いていたパラソルの下の椅子に彼が座った。
私はたいして疲れていなかったので、立っていると…

見かけたことがある人が。
パンフレットに女優さんが載っていた。
その女優さんが目の前に現れて、つい…
『あっ、こんちわ!』
元気印の挨拶をつい、いつもの癖でしてしまった。
『あっこんにちわ。椅子ないかしら?あっ!なんか舞台のセットみたいな椅子だけど、これ使って』
と、取って下さりそうになったので、
『いいですよ、自分で運びますから、気を使わないで下さい。』
と言い甘えて椅子をお借りした。

きゃっ
女優さんと喋っちゃった。

ジャズを堪能していると、ダンボール席って言ってもシート代わりにダンボールが敷いてあるだけの場所が空いた。

2人はそこに移動した。
もちろんお借りした椅子は元の位置に返却。

ジャズを聴きながら
彼はうたた寝
私は…

この幸せなひと時が、ずっと続けばいいのに…
って考えていた。

考えていると何だか涙が出てきた。

これで今日2度目
実は車の中でも、曲を聴きながら涙が溢れてきていた。
あれから1週間


お互い連絡を取っていない。

愛しくて、胸が苦しくて、せつなくて、恋しくて。


ツラくて…

恋って


こんな感じだったなぁ…

次の
この夏もう一度
の

約束

私に
時間がつくれるのか。

大会に、月末の〆に

きっと彼も
時間がつくれるのか。

考えていてくれればそれでいい。

時間があれば、連絡が出来るけど。


さて、旅行の話の続き
書こうかな。
伊豆で過ごした2日間。

彼の車が待ち合わせの駅前のロータリーに停まっていた。

今までは、駅で待つ事が多かったのに…

電車を降りたホームでロータリーに停まっている彼の車を見つけた。

改札口を出て、彼の待つロータリーに急いだ。

が、いつもの通り。

私照れてる…

ワザと車がわからない振りなんてしてみた。

携帯なんか広げて…

てか、私なにやってるんだ?

我に返り彼の車に乗り込んだ。

『久し振り』
『何携帯みてたの?』
バレてたか…
『アドレスに車番が入っていたから、間違って違う人の車乗り込んでも恥ずかしいからねっ』
ごまかした…

車には地図があった。
ナビがあるのに、新品の地図があった。

『今日は、ここから下道で行こうと思って地図買っちゃった。だから、今日はナビしてね』

へぇ~

地図を広げると、既に道に赤いマーカーが引かれていた。

照れる気持ちを抑えるつもりで、地図を眺めていた。

コンビニにコーヒーとスポーツ新聞を買いに行き、出発した。


なるべく普通に、いつも会社で喋っている様に、気にせず喋るぞ!

って思ったけど…

共通の会話?

昔話し?

ただ、あの時はああだった。こうだった。って喋っていたら、聞きたくない話をされてしまうかも。
ちょっと怖かった。

なので、敢えて何でもない道で見かけた店や見えてくる山々の話などしながら、会話がとぎれると地図に目をやった。