私にとってタロットの魅力は何といっても、偶然に出たカードに意味があると信じられるようになった時に、未来の可能性や行動指針をイメージ出来る点です。
タロットを習い始めた頃は、毎朝タロットの一枚引きをし、良いカードが出た時はその日一日ワクワクし、悪いカードが出た時には心が重い、という感じでした。今でもそれは変わらないのですが、出たカードの「捉え方」は明らかに変化してきました。
天から与えられたメッセージ、と心から信じられるようになった時に、「今日一日をいかに生きるか」、という行動指針に変わって行きました。悪いカードを引いたときは一瞬心に重みを感じますが、「試練」と捉えることで乗り越える達成感も味わえるのです。厳しさもありますが、私にはとても魅力です。
私の太陽星座は「山羊座」です。山羊座とリンクするタロットカードは15番の「悪魔」なのです。「欲望」「堕落」を意味するカード。逆位置では「欲望」「堕落」からの脱出。束縛状態から解放されるという意味とされています。
また、山羊座の守護星は土星。土星とリンクするカードは21番の「世界」。「完成」「完全」を表すカード。面白いでしょう。凶星と言われた土星はタロットの「世界」とリンクしている。試練を乗り越えた先には未来がある、ということなのでしょうか。
さて、このようにタロット(ウェイト=スミス版)と西洋占星術とは紐づけされているのですが、あくまでタロットは今この瞬間の状況や真理、近い未来をカードの象徴で読む「卜術」になります。
先日、東京タロット美術館に行きました。タロットの種類の多さに圧倒されましたが、なによりタロットの歴史を感じさせてくれました。私はウェイト=スミス版タロットで勉強してきましたが、改めてタロットを幅広く勉強していきたいと思った次第です。
さて、西洋占星術といえば、生まれた日時や場所からホロスコープを作り、その人の性格や人生の流れや長期的な運気をみます。「命術」に分類されます。
西洋占星術の魅力は一言で言うと、ホロスコープを読み込んでいくとその人の「人物像」が見えて来ることですね。これは自己診断としても活用できます。先回でお話ししました自身のホロスコープやドラゴンヘッドを観ることで自分の「使命」を知ることも出来るのです。
そして、面白いのは相性が分かるのです。対人関係に活かせるのもとても魅力ですね。
社会生活を営んでいく上での悩みの多くは「対人関係」といわれます。
自身の性格が分かり、相手の本当の性格も分かると、相手の言葉の真意が理解できるようになり、俯瞰して状況を観察できるようになる。すると心に余裕が出来、乱れた心を安定させるのに役立つような気がします。
私にとって西洋占星術は、「占い」というより「統計学」に近い感覚です。基本に則って読み解いていくと答えが自ずと出てくる。つまり、読み解いていくと「人物像」が浮かんでくるのです。これが西洋占星術の一番の魅力だと感じている所以です。
