NBAプロバスケットをボクなりに好きな選手、
なぜ好きか、などなど―ー
一つ降ろすと、息子は食いついてきたーー
ボク自身がそうだったので、
ボクがどうしてそれがいいのか、
興味がある選手なのかーーを適切に示す。
興味がなければそれで終わり。
娘はそうだった。
でも息子は違った。
いまみたいにパソコンやスマホがある時代ではない。
あくまで自分でどこからか調べる。
それが興味であり、言葉を変えれば探求心だ。
それが自分の興味になるから、徹底的に調べ上げる。
息子もそうだった。黙って、ボクには知られずに。
すべからく、自分の興味は止められない。
ボクはそういうふうに、自分の興味で動いた。
止めようとしても止まらない。
小学6年生の頃、ボクの興味はその年に学んだ歴史(日本史)でした。
夏休みのうちに、おばあちゃんやおふくろが唐紙の和紙を張り付けた、
その巻紙に、日本史をまとめて書いた。
近代史までまとめて巻物にして夏休みの宿題にして提出した。
小学校の先生の限界というのか、分かりませんが、
これは写しただけじゃないですか。なんですかこれ。
まるで相手にされませんでした。でもボクは、日本史を知りました。
ヒトの好き嫌いも知りました。
結果、この先生には説明してもわからないーーと思いました。
その20年後、ボクは息子を連れて、柏崎海岸へ出ようとしていました。
その先にいたのはそのH先生でした。
ボクは息子を抱いて、海とは逆方向に帰りました。
「あなたとは分かり合えません」と思っていたからです。
貴方はお気に入りの生徒に愛されたのだから、ボクにはイイでしょう。
その継ぐ日、やはり日を浴びた柏崎海岸に行きました。
もちろん息子と二人で。元奥さんは「仲がいいんだね」とニコニコ。
そうですよ、きっちり決着つけたんですから。
もう少しいいですか。
ボクは高校でも日本史を得意とし、
大学入試でも日本史で得点を稼ぎ、中大に入学出来ました。
ケガの功名というか、H先生あってのボクというか・・・
これは息子のこととはまるで関係ありません。
「興味」はヒトの心を豊かにしてくれます。
説明しても分からない人には理解できないと思いますが。
余計なことを書きました・・・。