三連休最終日

雨でしたが、知立の遍照院に行ってきました。

1200年前に弘法大師が建立したお寺ということです。

大師自身が3体の坐像を彫り、うち一つが大師出立の別れを惜しんで、やや右を向いて振り返っている姿であることから、見返弘法大師と呼ばれているそうです。


本堂の地下で戒壇めぐりができます。

受付で初めてです。と言うと

おじさんが、色々解説くださいました。


「こちらの戒壇の中は真っ暗です。その中を歩くということは、先が見えない周りが何も見えない不安の中を歩いていくわけです。するとその先に少し灯りに照らされた御大師さんの像が現れます。真っ暗な不安の中に僅かな明かりを見つけほっとするわけですね、希望を見つけるわけです。そうした人の心の中に灯りをともすというのが御大師さんなんですね」


ありがとうございました。😌


ホントにホントに真っ暗の中を、壁に手をつけながら進みます。

右へ曲がりると、ふと小さな小さな御大師さんの像が僅かに照らされて現れます。

周りは真っ暗で、御大師像だけが浮かび上がる空間です。

暗い空間の恐さとか無気味さは全く感じません。

むしろ、ずっとこの御大師さんと向き合っていたいなと思います😊


見返り弘法大師像は戒壇めぐり前の入口にありました。





薬師堂です。

お寺の方にお聞きしたら、中に上がって大丈夫だということで、あがらせて頂きました。

お参りの方も少なく、心ゆくまで薬師如来の前で過ごすことができました。

床に↑が書いてあり、お像の目の前に入っていいような気もしましたが、他に表示も無かったので遠慮しました。

次回はお寺の方にお聞きしようと思います。