8:00

「なんだか水が濁って無いですか?」ガーン


プール清掃のおじちゃんが首を傾げてる・・・


そんなわけないでしょ  とチラ見ドキドキ


そんなアホな と二度見・・・叫び


言われてみればホースから出た水が

白いプールサイドに広がるのだが

何だか茶色い・・・ドクロ


当館では井戸水を特殊な濾過器を使い

飲料水検査をして利用しています・・・


以前にも濾過器故障でこんな水が出たことが・・・汗


即上水道に切り換えて点検します・・・グッド!


濾過器が高さ3m 点検ハッチはてっぺんあせる


はしごを登りハッチを開け、

さて どの子が悪さしてるのかな~と

独り言を言いながら濾過器内部へ突入クラッカー


中はちょうどしゃがんで動ける位の

高さとスペースなんですが・・・


狭い汗 暗い汗 冷たい汗


井戸水の冷たさをひしひしと感じていると・・・


何やら外で声がしています


でも何を言ってるのか全く分かりません・・・


とにかくオープンまで時間がないので


ライト オン いざ修理 修理~っと

配管に近づいた瞬間


ごぼごぼごぼ~波


直径10cmの配管から直径10cmの水が


ごぼごぼ ぶしゅーDASH!


驚きすぎてライトは水の中・・・汗


尻餅ついてる体勢の僕の顔にめがけて


どばばばばぁ~叫び 


横目で僕の携帯が沈んでいくのが見えました・・・しょぼん


ついでに僕もここで沈むのかしらドキドキ


やばい音譜 やばい音譜


取り敢えずハッチの方を向こうと中腰で

振り返ると突き出したお尻に


集中放水グッド!  ジャストミ~トドンッ


お決まりで頭をしこたま打ちました・・・ショック!


何とか携帯とライトを拾い、ハッチから

ぎりぎり生還・・・ガーン


濾過器の上に出てうなだれていると


「支配人 何遊んでるんですか!?


とのたまうT君・・・


「何でびしょ濡れなんですか?

 濾過器の中はてなマーク  あっ汗


見る見る青ざめていくT君・・・


目を合わせない様にしながら後ずさりで

機械室へ入っていく・・・


ブシュー こぽこぽこぽ!!


濾過器内の水が止まりました・・・


もうおわかりですねグッド!


そうです 僕がスイッチ切って濾過器に

入ってるのに何故かT君思い切って


スイッチオンチョキ 

水よ我が元へ~ニコニコ

みたいな勢いだった様で・・・


取り敢えず無言できちんと復旧はしました。


でも・・・

僕の携帯とT君との関係は復旧してません・・・ドクロ


今日思ったことネオ

きちんとスイッチ入れるなと言ったのに・・・

習慣って怖いな~

でも一歩間違ってたらやばかった・・・

これからは1人で修理はしないでおこう・・・