忘年会のお話・・・


忘年会の会場を社員がだれも予約

してなくてキレた偉いサン・・・汗


「俺が料理作って休憩所で開催ドンッ


この一言でえらい事になったお話・・・汗


日曜の7:00


徹夜で疾患をお持ちの入会お申込者対策の

気を付ける病気や怪我一覧表を仕上げた・・・汗

でも、昨夜偉いサンから出た最優先命令が

脳裏をよぎる・・・ えっ 


イカ買ってこい(刺身用)


とりあえず24時間営業のスーパーから

商店街の魚屋さんを回った・・・DASH!


何とかノルマのイカ10ぱい?を購入・・・


既に11:00・・・ガーン


急いでクラブに戻り、館内へ持って行こうと

イカの入った袋を持ったとたん


バシャ・・・    袋破れた・・・しょぼん


イカはもう1枚袋を被してあったので無事・・・


でも大量の氷が駐車場へ散乱・・・


「全部拾えプンプン


目のしたのクマが異様な雰囲気を

出しまくってる偉いサン登場・・・


1mはあろうかというクーラーボックス

3個ぶら下げてふらついている・・・


「1つクーラーボックス運んでくれむっ


そう言ってぽんっとクーラー放り投げ

そそくさと自分は館内へ・・・


寒空の中、氷とクーラーと私・・・  


異様だ・・汗


仕方なく片づけて事務所へ急ぐ・・・


そこには・・・


偉いサンが買ってきた刺身用の魚や

生で食べれる肉など・・・


ここからはいつもの勢いです・・・


「鳥のもも肉は4cm角に切って

 開始の30分前に蜂蜜で揉んで置け」


「白ネギ堅い所2mm程度まで細かく

 刻んで胡椒とレモン汁とごま油で・・・」


「刺身用の大根のけん(細いヤツ)を

 このピーラーで山盛り作れ」


「ささみは、沸騰した湯に通して

 表面だけ白くなったら氷水に・・・」


「キュウリは厚さ3mmハス切りにして

 明太子と梅クラゲのせて野菜スティックと・・・」


7人の部下達にそれぞれ違う料理の

下準備を指示していく・・・


しかも事務所のキッチンは狭いので

2カ所のキッチンを走り回る・・・


その距離30m叫び叫び叫び


息も切らさず走り回るその顔は

修理の時と同じ真剣そのもの・・・


続々と一人で味付けしながら仕上げる


お刺身盛り合わせ(イカを含む5種類)

牛肉・牛レバー・鳥ささみの刺身(ささみは湯引き)

キムチ鍋(既製品の素は一切使わず・・・)

鮭と大葉と煎りゴマの梅酢風鮭ちらし寿司

ぶりの照り焼き・鮭ハラミの塩焼き

鳥の塩だれ焼き・げその塩焼き

有名処のカキ 生と焼き

(100こ全部偉いサンが殻剥きました)

あとはオードブルのキュウリトッピング等・・・


総勢25人分の料理を館内の狭いキッチンで

営業しながら作っちゃいました・・・汗


その間 大根の切り方が雑だと1回

キュウリの切り方が厚すぎると1回

アク取りがへたで残ってると1回

あとは思い出せない・・・位 怒鳴られた・・・


ただ、イカの刺身を出した時、


「これは○○が朝から走って探したイカを

 今ワタ抜いてさばいたから うまいぞ~ニコニコ


って言ってたので少し嬉しかった・・・ニコニコ


やっぱり偉いサンは凄いなぁって

普通は思う所かも知れないけど


うちは何屋ですか~ショック!  


怒ってげそを背中に

入れるのやめて~汗


今日思ったこと

本社の偉いサンも「そこまでしなくても汗」って

あまりの料理の多さに引いていた・・・

徹底的にやらなきゃ気が済まないんだろうけど

客の気持ち分からぬ様では板長失格だな・・・

ちなみに会費は3,500円でした・・・