この記事は過去にさかのぼって綴ります。

平成16年7月20日、大学病院に入院しました。
手術は翌日の7月21日です。

手術の前後はあまり覚えていないのですが、終わった後、母と主人にリンパは?リンパは大丈夫だった?と繰り返し聞きました。
この時の私はリンパ節転移が1番怖かったです。
リンパは大丈夫だったよと聞いて安心しました。

翌日の朝からいきなり朝食が出てビックリしました。右乳房温存手術でリンパ節郭清もなしでしたがベッドに座るのも一苦労、スプーンも思うように握れませんでした。
2度目の乳がん手術では全摘しましたが痛みがほとんどなく翌日から普通に過ごせましたから時代の差なんでしょうか?医学の進歩なんでしょうね。

付き添いで泊まり込んでくれていた母の誕生日をこんなところで迎えさせてしまって何と親不孝なんだろうと思いました。
自分も乳がんで娘まで乳がんとは、居た堪れない気持ちだったことと思います。

術後は順調に回復し、今後の治療は病理検査の結果が出てからということで退院しました。