過去にさかのぼって綴ります。

平成16年7月、生後5ヶ月になった次男がはじめて喘息発作を起こしグズグズしていました。

やっと眠ってくれたので私も横になり、ふと右胸に触れた時、何かがありました。ドキッとして何回も何回も触ってしまいました。
居ても立っても居られなくなり、長男、次男を出産した産婦人科に飛び込みました。
エコーの検査のあと大学病院を紹介されることになるのです。

この時、3年前に乳がん経験者の母のことが頭にあったから自分自身気にしていたのかもしれない。
でも、まだ28歳だから大丈夫という気持ちが強かったです。30歳になったら検診受けようと思ってました。
今は遺伝性を疑われるかもしれないが、母の母(私の祖母)は母を産んで3日後に弛緩で亡くなっていたし、母は一人っ子だし、情報も少なく13年も前のことだから医学的にも解っていなかっただろうと思う。

遺伝性乳がん卵巣がん症候群…母は何も知らずに亡くなりました。最期の最期まで私のことを心配しながら亡くなりました。
もう少し早く医学的に解っていたら命が助かっていたかもしれないかと思うと未だに目頭が熱くなります。
母の病歴についても後日お話しさせていただこうと思います。