6月に次女が、10月に長女が学校に行かなくなって

2週に1度、スクールカウンセラーの面談に通っていました。

 

次女の担任は特に熱心で、面談日には必ず顔を見に来てくれました。

本当に次女のことを考えてくれているのが伝わってくるので

次女も先生に会うことは楽しみにしていて

カウンセラーとの面談の日には

担任の先生に見せるんだと、毎日張り切って工作していました。

 

担任の先生との関りが深まってくると

給食だけ食べに来ない?と声をかけてくれ

会議室を借りて親子3人で給食の時間に通うようになりました。

 

2週に1度が、1週間に一度になり、2度になり…

12月は多い時で週に3~4日、給食の時間に学校に行く。

親は付き添っても食べられないし

その短時間のためにたくさんの労力を使ったけれど

子どもとそうして過ごせる時間は楽しく感じられました。

何より、外気に触れて日光に当たれる機会は有難かった。

 

頻度が上がると、今度は

「会議室まで給食を運ぶのを

お友達が来たいっていうんだけど、

みんなにお願いしてもいいかなぁ?」と

本人に提案してくれて

クラス写真を見せながら、誰だったらいい?と。

こんな細やかな関りを、上手な言葉の言い回しで

子供にしてくれる先生がいるんだなぁって本当に驚きました。

 

冬休み前、長縄大会の練習が始まって

昼休み、覗いていかない?と。

校庭に出ると、みんなが駆け寄って次女を取り囲んでくれて

最初は見ていただけの次女が、みんなの輪の中に入っていって

楽しそうに長縄をしていました。

長女は、それを黙ってみていたんだけど

その長女のことも次女の担任が誘ってくれて

縄回し役をさせてくれ、さすが5年生だね~!って。

 

二人がそうして過ごす姿を見て私は涙がこみ上げてきました。

二人とも、ここに入っていけないわけでも

馴染めないわけでもない。すごく楽しそうに過ごしている。

同年代の子どもたちの輪の中に入って

そうして過ごすことは決して当たり前にみられる光景ではなくて

こんなに特別感のあることなんだって

感謝の気持ちでいっぱいになりました。