療育指導員時代は、自分自身がペアレントトレーニングなどを

受けたりもして、褒め言葉の「さしすせそ」はたくさん使いました。

 

これに関してはまた別の機会に書くとして…

 

我が家の次女は、現在「適応指導教室」というところに通っています。


最近次女と話している時に、
「先生(指導員)に褒められるのが怖いんだ」と言うワードが出てきました。

なぜそう感じるのかと尋ねると、

「上手にできた時、うまくいったとき、プリントを頑張ったとき…

たくさん褒めてくれる。

でもそれは、できなかったら褒めてもらえないってことだから」

なるほど。10歳にしては深い思考だなぁと感じました。

今年の2月に通い始めたころは

「何やっても怒られない、むしろ褒められる!だから(あの場所が)好き」

なんて言っていたのに、この半年で受け止め方が変わったのかな。

そして次女は「褒められる」ことが「いいこと」と捉えているようです。

そりゃぁ叱られるより、褒められる方が、気分がいいし、

親も褒められたと聞いたら優秀だとか将来有望だとか感じるかも。

でも、褒めるって、目上の人が目下の人にする行為

ということを忘れたらいけないと私は思っていて、

我が子であっても小学生ともなれば、もう立派な個人。

ほめるも怒るも基本的にはしません。

これを言うと、無関心?放置?ってママ友には言われることも…
でもきちんと私の気持ちは、アイメッセージで伝えます。

「私はあなたの〜なところが素敵だと思うよ」と言う表現です。

ここで気をつけているのは、

「すごい」とか「えらい」とか「立派」とかは言わないこと。
これらは全て、相手を評価する言葉だから。

もちろん反射的に「すごっ!」て感じていってしまうことはあります。
そうした時には、具体的にどんなところがどういう風に

すごいと感じたのかを補足で伝えます。
 

一方の長女は、6年生から再登校を決めて学校に通っています。

テストで高得点を取った時、
「すごいね〜!」ではなくて
「ここ苦手って言ってたけど、諦めないで勉強続けてたんだね、

だから◯点も取ることに繋がったんだね!

苦手なのにコツコツ頑張ってたの、お母さん見てたから、感動してるよ!」
と伝える感じです。

長ったらしいけど(笑)

テストで100点を取った事よりも、
努力を続けたからこそ100点になったことについて

私は尊敬するし、その気持ちを伝えたいなぁと思っています。