キチョル(奇轍)。実在した人物だと知ってびっくり。
髪飾り付のヘアスタイル。奇抜。だから奇(キ)?と思った位。
本当は
こんな出で立ちではなかったと思うけど。
この人 悪役なのに どうも憎めない。
ウンスに対する笑顔や驚き。
ヨンに対する挑戦的な態度。
ウンスの事、絶対”女”として好意を持っていた。
ヨンの事も”武士”として、同じ時代を生きる”人”として認めていた。
ただ彼にはその感情が”何”なのか分からなかった。
”愛”とか”信頼”という言葉の意味を知らなかったから。
知ることの出来ない人生を送ってしまったから。
ウンスもヨンもただの面白い、新しい自分の
”おもちゃ” だと思っただけ。
”何を得ても心が渇く。”
キチョルのこの言葉を聞いた時、何故だか涙が出た。
ウンスが言う。
”天界には あなたみたいな人は沢山いる。”と。
沢山いる。現代にも。満たされているはずなのに満たされない。
”心の渇き”は自分の心でしか解決はできない。
天界への門はキチョルを招かなかった。
ここへきても無駄だと言わんばかりに キチョルの身体を拒んだ。
金も名誉も手に入れても心の渇きは癒せない。”心”。
キチョルに考えさせられる。
悲しいキチョル。寂しいキチョル。愛すべき私の悲しい悪役でした。
逆にこのヒト↓徳興君。
最初は爽やか好青年かと。 コイツは全く共感できないヾ(▼ヘ▼;)![]()
何でも 人と毒任せ(怒)。
本当の悪人だった。
でもこのヒトのお蔭で私の大好きシーンが盛り沢山❤
悪役無くして胸キュンドラマは作れない。(-""-;)
