昨日、アルジャジーラニュースで見たネタニヤフのアメリカ議会でのスピーチ。スタンディングオベーションで盛り上がってましたが、彼のアメリカへの戦争へのサポートは余りよく受け止められてないと言われてますね。

 

 

 

イスラエルは弱いし、既に負けてるのでアメリカにイランと戦って大戦に持って行きたい。だからアメリカで行脚して回っているようです。

 

外国の議会に行って自国の戦争に全面サポートせよ、自分に対して国際犯罪裁判所が逮捕の判決を出したがイスラエルの行為は正しい、判決は反対せよなんて言いに行く事自体、どれだけ変すぎか普通に考えて分かると思います。

 

例えば日本の国会にアメリカの大統領がやってきて、自国の戦争を全面サポートせよと命令しに来るようなもんですよね。

 

どれほどアメリカが偽ユダヤのお金で動いてる国か、わかりやすいと言えば分かりやすいですが。。

 

イランを地図上から消せビックリマークと公言してるネタニヤフ。それを目標にアメリカに大戦に入って欲しい訳ですが、イランの後ろにはロシアが居ます。ウクライナ戦争でロシアには歯が立たないと見せつけられたアメリカはそれは避けたい所なんでしょう。イスラエルはサポートし続けるけど、ネタニヤフ個人はサポートしないと言うニュアンスを残した行脚だと評されてます。

 

 

マクレガー大佐が危惧してたように国民が頑張ってアメリカの大戦突入を反対しなくても大丈夫なのかもと思ったけど、国民のネタニヤフの議会でのスピーチ反対デモも凄かったようです。

 

トランプにも会いに行ってサポートを要求したようです。次の大統領はトランプって決まってるような動き。トランプは親イスラエルですからね。

 

 

アメリカが今まで通りの無条件のサポートを渋る中、イギリスは国としてネタニヤフをかばってあげてるのが興味深い。国際犯罪裁判所が出してるネタニヤフとその政権に対する「パレスチナ人の虐殺で国際法違法」と言う判決に、イギリスは判決に反対するとこのタイミングで言ってきたようです。

 

 

アメリカの議会でネタニヤフがこの判決に対しアメリカのサポートを求めたけど、アメリカは選挙前もあり、イスラエルの正当性を大々的にサポートできない為、イギリスが助け舟を出した形となってるようです。

 

西側の結束が乱れてるのは確かかなと言う印象。少なくとも今の雰囲気では世界大戦には持って行けない感じがします。

 

余談ですが、こうした動きに対抗してロシアは世界大戦抑止の為、独自の軍事同盟を結んでます。ロシア、中国、ベラルーシ。イランも正式に入ってないけど、当然この中だそうです。