今日の記事はちょっと長いです。書いてるうちに長くなった。
口先では強がってますが、NATO軍は米軍も含め実は激弱〜。マクレガー大佐は前々から、米軍は軍隊でもないフーシ派すら抑える事ができないのにロシア相手に戦おうなんて幻想でしかないと言ってました。
フーシは、イスラエルのガザ虐殺に反対して、イスラエルに物資を運ぶ船を次々に攻撃してる人達です。イスラエルがガザ攻撃をやめるまで攻撃するそうです。
で、イスラエルの虐殺の勢いが止まらないのに反発して、フーシ派の船への攻撃も激化しています。こんな感じでバーンと打っては、
船が使い物にならないようにしてしまっています。フーシが自分達で開発した水上ドローンの「Toofan」が登場してから、次々とこの状態だそうです
アメリカは、空母のアイゼンハワーも威嚇の為に置いていたけど、実際何もできないうちに、中東情勢の激化に伴い自身がヤバくなったと思い、最近逃げる事にしました。威嚇にすらならなかったんですね。
でも22日に、その帰艦途中をミサイル攻撃し、攻撃は成功したとフーシ派が発表。この記事を書いてる23日現在、どれくらいの被害かは発表されてません。沈まず帰れるとは思いますが、今やアメリカはマクレガー大佐が言うレベルの軍事力なのかなと思いました。
既に負けたイスラエルのネタニエフをサポートしたくなくて帰ったのもあるでしょうが、打たれっぱなしで逃げるだけとかアメリカらしくない。確か２〜３週間前にも打たれたのに。。ここにもロシアが入ってエジプトと合同軍事訓練とか始めたからでしょうか？
また、ここ数年アフリカからも逃げるしかない状態になっています。ロシアがアフリカ諸国の後ろ盾になって以来そうなって来ました。
本国以外では最も大きくお金をかけたナイジャにあった米軍基地からも追い出され、最近帰還しました。トップがさようならの挨拶をしてるところ
帰る米兵の一部
こちらはそれに先駆けて追い出された仏兵。どのアフリカの国か知らないけど。
スコット・リッターは、欧州NATO国の軍隊をチワワと呼んでます。チワワに比べてロシアは虎。フランスはウクライナに送れたとしても、頑張ってもせいぜい１ブリゲードで、ドイツに至っては１ブリゲードすら結成できないレベルと言ってました。実質、欧州の軍隊はあってもないようなレベル。ブリゲードとは、通常３千〜５千人くらいの部隊ですが、ウクライナでは兵士不足で３千人も居ないと言ってました。
NATO国で唯一ブリゲードをまともに組めるのはアメリカだけだけど、そのアメリカも冒頭の通り、実際は何も出来ない程弱いのだそうです。スペシャル・オペレーションと称する小ぶりの事は出来ても、ウクライナ戦争のような大きな戦争では戦う戦略も武器も兵士の経験も持っていないそうです。それらを持っていたのは90年代までで過去の話。それ以降は軍事的国際戦略などなく、経済制裁や脅しなどだけで来てるので、実際の軍事力には力を入れずにただ落ちただけ。
NATO国でアメリカの次に大きな軍隊を持つのはトルコですが、トルコはロシアと戦う気はないし、BRICS加盟希望国だし、NATOも出るかもしれないと言われてます。
結局、この夏はチワワと弱くなったアメリカと、チワワにも満たないその他のNATO国がロシアに対決を挑む事になります。これをマイク・タイソンに新人のボクサーが対決を挑むような物だとも例えてました。
西側は弱いと分かって来たので、それを隠して強いフリが出来るのが核しかない。だからアメリカの戦争屋は核だ核だと言ってる訳ですね。
誰でしたっけ、公でロシアにさっさと核打とう発言した米議員は？いつものように強がる為に言ってるだけならいいですけどね、アメリカは着々と核攻撃の準備を進めています。スゥエーデンに17箇所の核のベースを置いたそうです。本気で使う為だそうです。これでスゥエーデンもロシアの核のターゲットの上位に入ってしまいました。中立のままでいれば平和でいられたでしょうに。。
軍事と経済両方で西側は落ちていく。その両方でBRICSは力を増すばかり。そうなればなる程、最後の手段「核」で見え張りを通そうとするアメリカ。西側諸国のメディアでは、そんな弱るアメリカを隠そうとして見栄を張る内容しか見ませんけどね。
フランス国民は西側勢力からちょっと離れたいようですけど。右派の総理大臣は今月末の選挙に先駆け、右派が勝ったらEU離脱すると言ってますね。ブレグジットに続き、フレグジットだそうです。FREXIT〜、今年流行る言葉かも
フランスが抜けたら、EU実質崩壊と思います。NATOはサポートと言ってるけど、制裁で自国が逆に落ち込むし、軍事費もかかるからそれも長くないでしょう。
もしドイツも抜けたらEUはチワワどころか「ちっちゃいものクラブ」になって面白いでしょうね。以下、真ん中の緑のは、ホタルです
