戦争の話ばっかりで嫌ですけどね〜。まずは昨日の北朝鮮とロシアの約束に関して訂正と補足。訂正は、ロシアは核を提供するのではなく、核を装着して飛ばす最新のミサイルを提供して、確実に目的地にピンポイントで落ちるようにすると言う物でした。

 

補足は、両者はNATOのような軍事条約を結び、もし一方の国が攻撃されたらもう一方の国が助けに入ると言うもの。NATOではNATO加盟国が攻撃されたらアーティクル5が発動されて、全部のNATO加盟国で参戦すると言う物ですが、露朝はアーティクル4で同じ内容が謳われているとのことです。

 

 

さて本題。バイデンがあらためて、どんな武器を使ってロシア国内を攻撃しても良いとウクライナに通達しました。送れるだけの武器も送るようです。スイスが買ってもうすぐ来るはずだったパトリオットミサイルもウクライナに行ってしまいました。

 

 

真珠湾攻撃の時と同じように、アメリカはロシアを挑発してロシアに戦術核を先に打たせるように仕向け、大義名分ができたところでロシアにバンバン核を打つのかと思っていたけど、違うようです。

 

以下、記事を一部抜粋しますが、ここで言う低出力核とは広島の3〜4倍の物です。

 

 

ロシアのプーチン大統領は、6月21日に高等軍事教育機関の卒業生と会談し、戦略的抑止力を確保し、世界の勢力均衡を確保するため、ロシアの核三本柱をさらに発展させる計画を発表した。

 

これに先立ち、ベトナムでの記者会見で、ロシア大統領は、西側諸国が核兵器使用の敷居を下げようとしているため、モスクワは国家の核ドクトリンの変更を検討していると述べた。

 

プーチン大統領は、西側が低出力核兵器の使用を議論していることに特に言及した。

 

大統領は、報復攻撃によって敵は確実に破壊されるため、ロシアはドクトリンに先制核攻撃を含める予定はないと明言した。

ミリタリー・ロシア・ポータルの創設者コルネフ氏によると、プーチン大統領は西側諸国に明確なメッセージを送っている。しかし、ロシアの核政策に劇的な変化はないと予想している。

 

「基本文書には、戦略核戦力、核兵器の配備などに関する変更はない」とコルネフ氏はスプートニクに語った。
2020年6月2日に発表された核抑止国家政策の基本によると、ロシアの核兵器使用の可能性を決定する条件は4つある。

 

ロシア連邦および/またはその同盟国の領土を攻撃する弾道ミサイルの発射に関する信頼できる情報の受領。

 

敵がロシア連邦および/またはその同盟国の領土で核兵器またはその他の種類の大量破壊兵器を使用すること。

 

敵がロシアの重要な政府または軍事施設に対して行動し、ロシアの核戦力の対応を妨害する可能性があること。

 

通常兵器の使用でロシア連邦を攻撃の場合でも、国家の存在そのものが脅かされる時。

 

「これらの条件のより詳細な説明が続く可能性が高い」とコルネフ氏は推測した。

低出力核兵器を支持する米国人は、その影響が限定的であるため、その使用が全面的な核報復につながることはないと示唆している。


コルネフ氏によると、限定的な核攻撃について幻想を抱いてはならない。
核兵器には敷居はない。世界のどこでも、どんな勢力で、どんな標的であっても、核兵器の使用は核兵器の使用だとロシアは考えていると強調した。

 

ロシアは米国の核兵器の敷居を下げることに対して繰り返し警告してきた。

 

そうですね、私もプーチンの色んな公の場での「ロシアには核ドクトリンがあり、核がどんな時に使用されるか」を語るのを何度か聞いてるし(だから使わずに済むようにしようとアメリカに呼びかけているけど、西側はそれをロシアは弱腰だと思っている)、アメリカが気軽に核を使おうとしてるのに対し警告してきているのも聞いてます。

 

それでもアメリカは、ロシアの言う事を真に受けてなかったり、最悪ロシアから打ってきてもアメリカの国土の方が多く残るから最終的にアメリカが勝てると、アメリカの戦勝屋達は本気で思っている事も書きました。

 

アメリカは打とうと思ってる核の規模は限定的だから大丈夫と言っていますが、広島も長崎もその後大丈夫だったからとの見解だそうです。日本での原爆結果を元にまた使おうと思うなんて最低ですね。

 

 

広島の3〜4倍規模でも、ロシアがイギリスやベルギーに打ったら、かなりの打撃と思います。アメリカは大きいから自分達の国土は他の国より残ってむしろ有利と思うんでしょうけどね。北極圏にも準備してるとマクレガー大佐が言ってたと思います。そこからロシアは近いので。。マクレガー大佐は他に全く手がなく、前線ではボロ負けするのでアメリカが先に核を打つって、そう言えば言ってたと思います。

 

狂ってますよね。このアメリカの内情を知ってるアメリカの専門家達が、戦争屋達をキチガイと呼ぶのが理解できます。戦争屋は口先だけで強がってるだけかもしれませんけどね。戦術核くらい使っちゃえ的に簡単に考えてるのは確かのようです。

 

もっと狂ってるなと思うのは、先日フォリンアフェアズ誌であった通り、アメリカはもう1つ戦争を勃発させて世界大戦にする予定って話です。これは習近平自身が言ったようですが、中国はそんなアメリカの挑発には乗らないとの事です。