全世界共通で野菜や果物につけられてるPLUコード。これで大まかな産地やオーガニックかそうでないかが見分けられます。

 

例えば、以下の記事によると、普通の大きめのハスアボカドの番号は4225だけど、オーガニックの大きめのハスアボカドの番号は9が最初に付けられ、94225となるそうです。

 

 

その番号は、商品1つ1つに小さなシールで貼ってあるのに書いてあります。うちにあったマノールと言うスーパーで買ったバナナは94232。9で始まってるのでオーガニックと分かります。

 

 

こちらはオーガニックと書いてあるけど、激しく怪しいコープで買ったバナナ。FLO-ID34867と書いてありますよね。これはPLUコードではそもそもありません。この偽物オーガニックと思われる代物にはPLUコードすらありません。コープは番号1つ載ってないのに(シールもないとか)オーガニックとして売ってる事があります。ほとんどが3か4で始める場合が多いですが

 

 

で、このFLO-IDとは何ぞや?って事になりますが、これはフェアトレードと言う全く別の機関が出してる番号。子供の労働者使って搾取してるんじゃないかとか、そう言うのを調べるのがフェアトレードで、どれだけどんな農薬使ってるとかそう言うのとは別物。

 

 

で、フェアトレードのHPで、このバナナのFLO-ID34867とやらを検索したら、結果は以下の通り。この番号はインチキで登録すらされておらず、別のラテンアメリカの国の登録されてる会社が出ただけ。南米で登録されてるのは、このチリの会社の1社のみのようです。

 

 

バナナのシールにはコロンビアと書いてあるけど、オーガニック云々とかそもそも調べずに輸入しといてシールだけ後で適当に貼ってるって事もあり得ますよね。とにかくコープとミグロでちゃんと9で始まるバナナ売ってるのみた事ない。他の野菜や果物も調べてみるつもりです。

 

これもうちにあったゴールドキウイ。オーガニックなんて売ってないからこれ買うけど、番号は3279でインチキじゃないですよね。ほとんどが3や4で始まる番号です。5も見た事あるけど

 

 

冒頭のリンクによると、9と言う番号が枯渇したら8も使用する事になってると書いてあります。いつの記事か知らないけど、古い記事なら今既に8で始まる番号の果物とか出てても不思議はないですね。実際8で始める番号のバナナは見たことある気がする。

 

でも、そもそもオーガニックの基準が各国違うんですよね。以下に、トップ10の信頼できるオーガニック商標とやらが出てますが、欧米日がトップとかアメリカが手動で言ってるから本当かなとも思ったり。こういうのって、世界のトップ大学ランキングと同じく、色々トリックがあるんですよ。長くなるから、ここでは割愛しますけど

 

 

日本の基準は世界でも高い方に入ってるけど、実際袋詰め商品とかになると、めっちゃ適当と聞いたことあります。

 

例えばお茶の粉末やティーバッグとか、具体的な数字は忘れましたが、少しでもオーガニックのを混ぜていたらオーガニック商標つけられるとか言う人が居ました。その人は他県で本当にオーガニック栽培してる人を見つけて、その農家さんから直接購入してましたけどね。安いのは本当に全部有機栽培か分からないし、その後旨味成分としてMSGとか添加も考えられるし、分かりませんね。

 

と言う訳で、気になる人は、自作か納得いくまで調べて買うしかありません。

 

余談ですが、私の友人の友人のスイス在住ユダヤ人ビリオニア一家は、一家専用の野菜などは二桁の数の人を雇って自宅の広大な敷地で作らせているそうです。スイスは寒いから全部は自給できないと思いますけどね。