この週末、欧州での最大の話題は欧州議会選挙だったのではないでしょうか?スイスはEU加盟国ではないので選挙もありませんでしたが、EU加盟国27ヶ国の国民らが投票した結果が出てました。

 

出る前から、eu elections 2024で検索かけたら、右傾化してると言う結果ばかり上がってきてたので、ほぉ〜と思ってました。

 

 

で、確かに以下の通りグローバリストメディアが極右と呼ぶ政党が大きく議席を伸ばしたようでした。左の赤い方が左派で右が右派。右の方が+21、+25と議席を大きく伸ばし、左の方はマイナスです

 

 

ただ、ごりっごりのグローバリスト、フォン・デ・ライアンは中道の勝利と呼び、彼女が率いる中道右派EPPの議席が今回も最大だった為、あと5年も議長を続ける事になり、大喜びでした。この人のどこが中道右派なのかと思いますけどね〜。

 

 

フランスでも右派のルペンさんの党が31.5%でマクロンの党の15.2%の2倍。マクロン大敗と言われてます。

 

 

これを受けてマクロンは解散総選挙すると言ってますが、よほど幻想の世界に居て現実離れしてるのか、不正が用意されててインチキで好転する自信があるのか?この選挙の結果がどうであれ、大統領の任期は2027年までだし、国防と外交は決定権があるし、あんまり影響ないと思ってるのかも。。

 

イタリアではメローニさんの党がとても好調だったらしく、グローバリストメディアのBBCは、イタリアはファシズムの再来を許すのか?みたいな記事を書いてます。嫌味の一つも言いたくなったんですかね?

 

 

でも、メローニさんはウクライナ支援もしてるし、フォン・デ・ライアンは「彼女とはやりやすいわ」と発言してます笑い泣き

 

欧州議会本部のベルギーでは、右派の議席が大幅に増えた事に対し「ウクライナ戦争、温暖化対策、移民問題」の3つが今後どうなるのか?と危惧する内容を伝えていました。やはりこの3つがグローバリストの進める大事なアジェンダ3つなのかな。

 

とにかく欧州全域で右派が高まってる。極右という呼び方は、いかにも偏った人達に聞こえるようにグローバリスト達メディアがそう呼んだからそうなってるんですが、実際は極右などではなく「反エリート層支配」だと、オランダの右派の党首が言ってました。

 

で、なぜこのように右派が台頭してるのか?分析して特にZ世代の男性がそうなってる結果だと言うビデオ見てみました。

 


以下の国では特にそのようです

 

 

ポルトガルで台頭した党の名前「チェガ」は英語でEnoughビックリマーク日本語で「もう沢山だビックリマーク」と言う意味だそうで、大変分かりやすいですね。「エリート層支配はもう沢山だビックリマーク」と言う事でしょう。日本もそんな感じの名前の党が登場したら、どう言う意味なのか注目する国民も出るかもしれません爆  笑

 

Z世代の男性はこれらの「反エリート層支配」政党に大きく傾いていると分析してました。その結果が今回の選挙結果にも出ています。

 


また、同じZ世代でも女性は環境問題対策に大賛成の人が多く、左傾化がまだまだ強いと言うのが特徴的でもあると言ってました。

 

これ、その通りと思います。Z世代と言うとジュリの世代も入りますが、私の周りを見ても全くその通りだからです。

 

Z世代の女性達はLGBTQ指示で環境問題対策に熱心です。実際、友人の娘はトルドーを尊敬して、わざわざスイスからトルドーが行ったカナダの大学に入り、同じ政治学を勉強しています。隣のお嬢さんも環境問題やLGBTQのアクティビストで、ジュリと同じ大学に行ってますが、熱心に活動してると言ってました。

 

ほとんどのこの年代の女の子を持ってる欧米の友人知人はみんなこんな感じで、逆に男の子達はこうした活動をとても馬鹿げてると言い、右派です。

 

どこで情報を得てどれだけ辻褄が合う考え方をできるかと言うのがポイントかな?

 

スイスは欧州議会選挙とは関係なく、スイス独自でこの時期恒例の国民投票があって投票結果の内容に興味深いものがあったので、明日の記事にします。