アメリカは経済的優位性と軍事的優位性で戦後80年間、世界に圧力をかけ他国を思い通りに従わせてきました。でもその終焉はじわじわと確実に迫ってます。国は適当な指標を切り取ってきて、全然イケると言ってますけど。。

 

今朝は軍事的優位性の下降について書きましたが、今度は国内の実態経済状況。。

 

仕事は激減し、

 

 

アメリカ人の約5割がsmall businessで働いているけど、その4割が会社の家賃を払えてないそうです。

 

 

倒産も右肩上がり

 

 

誰もファストフードやスタバにすら行かなくなり売り上げ激減で、例えばスタバの株はこんな感じ。他の飲食店も同じ傾向だそうです(ビデオ)。

 


商業不動産は既に9割引きで売られたり、個人の住宅ローンも焦付き激増。

 

 

車も全く売れず車の市場は崩壊。。

 

 

車のローンも払えなくて抵当に入ってた車は取られたり、食べ物を買うのにもカード払いで、カードの支払いが出来ない人が3割(一番多い週で49%)

 

色んなローンから元本すらも回収できなくってる銀行の大量倒産(500〜1000社)も来年から始まると言われ、アメリカ経済に良いニュースはありません。

 

紹介したらキリがないので今日はやめておきますが、あらゆる経済指標も1つも良いのがありません。最悪なのは回復する要素が見えない事でしょう。これからドル離れが進み、インフレも止まらず、益々弱るだけ。

 

とは言え、私のアメリカの身内や友人達は値上げは感じてもまだ生活をエンジョイできてます。日本のバブル崩壊後もすぐにその影響は感じられず10年くらいかかって浸透した感じなので、ほとんどの人が影響を感じるようになるのも10年くらい先なのか。。?決してそうなって欲しくはないけど、実体経済は悪化の一途を辿ってるのは事実です。

 

実際、どうなるか分かってるプロ達はずっと前から警告を発し続け、ウォーレン・バフェットは、もうすぐ株が暴落するから、その時買い漁る為の準備金として、株を全部売って280ビリオンのキャッシュを保持し、その時を待ってると本人も言ってます。他のビリオニアもほとんど株を売ってしまっています。

 

ミドルクラスは無くなり、超金持ちと生活するのがせいぜいの二極化すると言われて久しいですが、その傾向はどんどん進んでいます。それは西側では全体的な傾向と思われますが。。