UNの国際安全保障会議でイスラエルがパレスチナ人の民族浄化/虐殺をしてると判決付けたのはしばらく前。でも何の執行力もなく、何も変わっていません。

 

で、今回ICC(International Criminal Court)国際刑事裁判所がネタニエフ個人に対して、同様の罪で逮捕状を出そうとしています。

 

 

が、これを受けて「ICCなんてイスラエルに対して何の権力も持ってない」と、ネタニエフは上から目線のスピーチ。

 

 

実際、イスラエルもアメリカもICCに加盟していません。

 

とは言え、実際逮捕状が出されたら、ネタニエフは海外に行きにくくなります。逮捕状が出されてる人物がICCの加盟国に行ったら、そこで逮捕されるからです(プーチンもICCからの逮捕状が出てるから加盟国には行けません)。

 

なのでアメリカは必死でこれに反対しているのは知ってました。でも、ICCのトップ達を取り囲んで脅したのは知りませんでした。

 

ICCがアメリカとのミーティングを終えた後、ICC主任検事が「仕返しを覚悟しておけ」と脅されたと発言したのを聞くまでは。。

 

主任検事は、このような脅しはたとえ実害がなくても違法であると訴えています。

 

 

全く脅す以外に脳のない人達ですね。国際機関ができて今まで何十年と、このように脅す事で好き勝手やってきたとよく分かる一件。

 

アメリカもネタニエフも国際司法機関なんて屁とも思ってないようですが、脅しに屈せず逮捕状をさっさと出して欲しい所です。