このインタビューは、基本スコット・リッターがNATO軍の現実的な軍事力を具体的に説明するものですが、その中で主題とは関係なくチラッと出てきた内容が、日本に関してだったので、その部分が気になりました。

 

 

それは露が日本を攻撃する可能性です。ご存知の通り、ロシアは北方領土に軍事施設を置き、いざとなったら日本の北の国土を攻撃できるようにしています。とは言え私は日本を攻撃する理由が見つからないから、それは無いだろうと思ってました。リッター氏のこの話を聞くまでは。。

 

ご存知の方も多いと思いますが念の為説明すると、そもそもロシアはもうソビエトではありません。今のロシアはウクライナも含め国土を拡大したいとは思っていない。それは西側がロシアを潰す為に作ったプロパガンダ。

 

ウクライナ攻撃もロシアは国境を接する隣国に、ロシアを支配したい西側の軍隊であるNATOに入って欲しくないだけ。だからNATOに入ると言ってるウクライナに中立を保つようずっと即してきている。そして、ウクライナに住むロシア人の虐殺や虐待を辞めて欲しいから、それを助ける為に侵攻した。

 

領土拡大の為ではないのは、侵攻の最初に送った部隊の数でも分かるし、侵攻早々から「中立になるなら今すぐ撤退する」と言う条約を2回もウクライナに持ちかけたのでも分かるし、他にも色々ある。これらの条約は西側に邪魔されてまとまらなかったが、今でも戦争を終える話し合いを両者でしたいと望んでいる。ただ、ロシアと公平な話し合いが出来る人が西側におらず、和平条約の内容を西側のみで100%決めた条約に署名させようとするから出席を拒否しているだけ。

 

侵攻以来、万という単位の制裁を西側から浴びたけど、インドや中国他の国がアメリカの言う通りの制裁に加担せず、ロシアとの貿易を続けたのでロシアの経済は全く疲弊しなかった。それどころか、アメリカに理不尽な命令ばかりされ嫌気がさしてる中露の結びつきを一層強くした。

 

それを気に入らないアメリカは最近イエレンを中国に出向かせ、仲良くするなと命令したけど、習近平はアメリカが何を言おうと中露の結びつきは変わりませんよと言って送り返した。

 

プーチンもタッカー・カールソンのインタビューの時に、アメリカのようにロシアも中国が怖くないのかと聞かれ、隣人は大事だ。話し合って良い関係を保てるのが一番だと言うような事を言ってたと思います。

 

中国も中国で台湾に軍事的な侵攻はしたくないけど、アメリカは挑発を繰り返し仕掛けて来る。アメリカの軍産複合体は戦争だけが収入源だから戦争が常に必要。そして経済的覇権を取られたくないから中国を世界の悪者に仕立て上げ孤立させたい。

 

アメリカが仕掛けて来る台湾有事の時は、今度はロシアが中国を助けるだろう。だから、いざとなったらアメリカに言いなりの日本に攻撃を仕掛ける準備もあると言う旨をスコット・リッターは言ってました。

 

中国はウクライナ戦争においてもサテライトイメージを提供したり、武器に使う最新のチップや技術提供したりで色々助けてあげているとどこかのニュースで見ました。中露は大国のお隣同士で持ちつ持たれつの関係を保つのでしょう。

 

日本攻撃と言っても、おそらくアメリカの味方をするなと言う威嚇の為で、上陸はないと思います。基本、ロシアは西側や日本と仲良くしたいと思ってるので、西側と違い余程でない限り無茶な事はしたくないからです。

 

おそらくバイデンは、ふみお君にべったりの昨今と思いますが、日米が仲良くすればする程、日本の国土は危なくなるでしょう。お友達を選ぶのは大切ですね。

 

また、バイデンはよく言う事を聞くふみお君をとても気に入っているので、例えどんなに国内で支持率が下がろうとも、総理はなかなか変わらないと思います。

 

 

余談ですが、現在ロシアはウクライナ全土のエネルギー供給施設を集中的に攻撃し、ウクライナでの生活が難しくなった市民達が海外に逃げてしまうよう仕向けています。それはウクライナが自ら中立国になれないなら、国を空っぽにしてバッファーゾーンにしてしまおうと言う計画にした為。

 

ロシアはずっと西側との話し合いでの決着を望んでいた為、戦争もゆっくり進めていたけど、この場に及んでもNATO軍は直接対決すると言い、西側はロシアと話し合う気がないとはっきり分かって見切りをつけた為、決着は自分でつけるのだと戦略を変えたようです。

 

ウクライナ戦争の決着後はイスラエルも残ってますが、こちらも負けは決まってるので、次はやはり中国と北極圏にアメリカは戦争の火種をシフトして来るのではないかと思われます。