過去にも何度か試みられてるベーシックインカム導入のお試し〜。かなり何年か前にお試しされた事もあるし、これから試みようとする地域も根強くあるようですが、スイスでは反対も根強いようです。

 

 

スペイン、イタリアとフランスもだったと思いますが、一部で導入されてたと思うんですよね。スイスは過去のお試しも途中で辞めるくらい失敗だったし、地域レベルでも国レベルでも相変わらず反対は7割くらいのようです。

 

以前、国民投票でベーシックインカム導入を問われた時も否決されたし、導入しようとしつこい団体が居るのすら鬱陶しい存在だと思います。こんな試験でさえ莫大な費用がかかります。誰でも簡単に試みる事はできないし、大体誰が後ろでこの動きを操り、しつこく試みようとするのかは検討つきます。

 

記事から一部抜粋すると(一部編集)、

 

一切何の見返りもなく、資産、収入、職業上の地位に関係なく、最低でも36か月間、基本的な月収を受け取れる試みだったのにも関わらず、スイスのルツェルン市の有権者の7割がベーシックインカム実験を否決した。(中略)

イニシアチブは、無条件のベーシックインカムのモデルを都市部の科学的に裏付けられたパイロットプロジェクトでその有用性を実験することを望んでいた。

 

2022年にチューリヒでも同様な試みが53.9%の反対票で否決された。

国レベルでは「尊厳のある暮らし - 手頃なベーシックインカムを目指して」構想が2021年に開始されたが、今年1月中旬に失敗した。 そして2016年の国民投票でスイスの有権者は、無条件ベーシックインカム構想を77%の反対票で否決した。

 

結局、今の暮らしに満足だから何も変えたくないと言う人が多いと思われます。また以前、導入が国民投票で問われた時、税金で賄われるのなら自分達の税金が上がってしまうだろう。自分達の税負担等が増える事なく財源を示せるのなら別だけどって感じだったので、そこがまずクリアしないとダメでしょう。貧困層が比較的少ない国ではウケない構想って感じ〜

 

おまけ〜は、スイスの友人から「スイスにこの時期登場するパンが怖い」って送ってきた写真。日本の友人にこの写真見せたら「藁人形風?」って(爆)。いや〜、いくらスイスに悪魔崇拝者が多いからって、さすがにブードゥーモチーフのパンはまだ無い笑い泣き