まずは昨日のナイジャの話にちょっと付け加えたいと思います。ナイジャの新政府が1番にやった事は、フランスへの資源(金とウラニウム)の輸出を止める事だったそうです。しかし、フランスの電力の1/3はナイジャからのウラニウムに頼っているそうで、フランスの電気供給不足の指摘を見ました。

 

でも、ナイジャのほとんどの家庭に電気もなく、6割以上が超貧困レベル以下の暮らしなのを思うと、そちらの方が気の毒です。ブルキナファソやマリが、フランスが軍事介入したら、ナイジャ軍を擁護して自分達も戦うと宣言したからかどうかは知りませんが、マクロンも軍事介入するとは言ってません。電気代あげて国民をもっと困窮させるのに使うつもりで軍を入れないのかも?左矢印セコイ

 

興味深いのが米の反応。傀儡政権が米軍11,000人を置きナイジャ軍をトレーニングして来たそうで、傀儡政権が追い出された今も関係を崩したくないから、米軍はクーデターと言う言葉も使えないそうで、腫れ物に触るような様子が伺えます。

 

米は民主主義を守る為に、何としても追い出された大統領(傀儡政権)を取り戻す。戻らなければ人道的支援は送らないと表明。なんか弱々しい脅し。爆  笑 ロシアがアフリカ各国に何十万トンと言う穀物を無料で送って支援と約束した後では、アメリカからの支援とかどうせ要らないかも。

 

さて本題。自衛隊トップへのインタビューが載ってました。自衛隊トップが国防に関しどんな見解か知っておくのは、日本の立ち位置を知るのにいいかなと思って読んでみたんですが、、

 

しょっぱなから「現状では自衛隊で日本を守るのは無理」と言ってます。ひゃああせる こんなに公にキッパリ認めていいの?読んでるのは日本人だけじゃないのに。

 

 

 

「国家安保戦略は国益を明確に定めた。国家の平和と安全とさらなる繁栄、普遍的価値と国際法に基づく国際秩序の維持だ。国益論は戦争と結びついた戦前の経緯からタブー視された部分があったが、今はフラットに語れる環境になってきた」と言ってます。軍拡=国益と明確に定めたのね。戦前は軍国主義だったから、そりゃタブー視されるでしょう。カミカゼとか人間魚雷とか、非人道的で世界を震え上がらせたくらいだし。

 

まぁこの記事、「今の日本の力では無理だから、もっと軍備にお金を注ぎ込み、欧米と協力して、国防は国益だと認識したまえ、国民よビックリマーク」と言いたい意図はみえます。その為に国民の理解が必須だと言ってるので。

 

国民はグローバリストが私服を肥す為に作り出してる戦争に協力したくはないと思いますけどね〜(ほとんどの国民はそのカラクリも知らないけど)

 

ウ国からの教訓を聞かれて自衛隊のトップは「NATOの外にあったのも要因だ。ウクライナのような深刻な事態が日本周辺で起きる可能性を排除できず、強い危機感を持っている」と答えてます。


他にもアメリカだけを頼っていてはいけないからと、NATOとの協力強化も訴えてたし、NATOの外にあったのも要因だって、できるならNATOに加盟する気満々?アジア初NATO事務所開設の先には、そこまで話はでてるのかもしれませんね。

 

アメリカの軍のエキスパート達が、日本がNATOに近づくのを止めないといけないって言ってるのはその為?このままでは、国がすっかり戦争屋に飲み込まれていくのもあり得ますね。自衛隊のトップもすっかりグローバリストに取り入られて、ふみお君同様、あっち側になっちゃってるのを感じる記事です。

 

しかし、そもそもNATOに入ってたらウクライナは勝つかと言うと、マクレガー大佐の話聞いてたらそう見てないようです。既にウクライナはNATOに入ってるのと変わらないサポートをされているから。NATOに入ってたとしてもアメリカは自国の軍人が死ぬような動きは絶対しません。亡くなった軍人1人につきかかる保証費用が莫大だし、国民が黙っていないから。これ、自衛隊のトップも知ってるはずですけどね。

 

また、

北朝鮮の核・ミサイル技術が向上している。ミサイル防衛で国を守ることができるとは思わない。「ミサイル防衛能力を強化するだけでは国民の生命、財産を守れない。北朝鮮の能力が著しく高度かつ複雑になった。変則軌道で飛び、迎撃するのが難しくなっている」

 

とも、

 

「平時の自衛隊は警戒監視や情報収集で力を発揮することが重要だ。人工知能(AI)や量子暗号など先進技術の優位性も維持しなくてはならない」

 

AIや無人化装備、民間の力で補う組織の構造に変えなければいけない

 

とも言ってます。

 

北朝鮮にも叶わないから、ミサイル落ちるかも〜って安易に認めるのもどうかと思いますが。。だからAIなんて、話飛びすぎじゃない?マイナカードすらまともにできない国が別次元の話〜。スタートアップとの協力も、スタートアップが信頼できるものを作れるようになるまで何年かかると思ってるんでしょう?なんか夢物語を語ってるとしか思えません。

 

全体的に自衛隊のトップの認識がこのレベルとは、恐ろしい。まぁ、実際アメリカ政府内部の人間みたいに国なんてどうでもいいんでしょう。内部を知るジャーナリストMax Blumenthalによると、

 

プーチンは、ウクライナとの戦争を正当化するための悪の人物として利用されており、ワシントンDCのエリートたちはそれをどうすればいいのか分からない程のスピードで金を儲けている。 ゼレンスキーは金強奪計画の手先だ。 DCにはこの戦争でこれまで以上に金を稼いでいる腐敗した連中がたくさんいる。彼らがウクライナ支援するのは、彼らの莫大な収入源だからだ。との事。

 

マクレガー大佐や他の人も同じ事言ってます。これに組み込まれたら、戦争屋は戦争が辞められないってやつですね。税金が自分の懐にほぼ直行で入ってくるので。。