こんにちは。「それはヤバすぎだろう、スイス」のお時間です左矢印新コーナかい?

 

う〜ん、なんかヤバいスイスの実態が分かったような。。友人のご主人が、ある病気の治療の副作用で喉と首が腫れていました。それでも呼吸はできていたけど、ある日いよいよ喉が腫れすぎてほぼ呼吸出来なくなり、救急車を呼んだ時の話。。

 

救急車を呼んだのは深夜0時半くらい。救急車が来たのはその30分後。待たせ過ぎ!!「どうしてこんなに時間がかかったの?」と言ったら「人手不足」との事。ひゃ〜!!

 

それだけでも酷いですが、もっと酷いのはこれから。。スイスは妻でも救急車には付き添わさせても貰えないそうです。でも、前回緊急な事があった時、ちゃんと病院から電話があって経過を知らされたので、友人は一晩中電話を握って連絡を待っていたそうです。が、何の連絡もないので救急車が運ばれて行った病院に朝一で電話。

 

ところが、その病院は「え〜っと、Kさんですか?はい、確かに今朝2時前くらいに病院に搬入されてきましたね。でもその後、ん〜、どこに行ったんでしょう?」って、行方不明か〜い!?笑い泣き

 

 

探しても記録がないようなので、友人が「別の病院に行った可能性は考えられますか?」と聞くと「あ〜、そうかもしれませんねぇ」って。。友人はさっさと電話を切り、試しにローザンヌの公立病院へ電話。すると「Kさんですか?はい、昨晩搬入されて緊急手術後、現在ICUに居ます。」との事。

 

手術〜!?ゲッソリちょっと今すぐ行っていいですか?」と言うものの、ICUなので面会できませんと言われ、結局、集中ではない治療室に移されるまでご主人には会えなかったそうです。

 

ご主人は話す事ができない状態の為、筆談で会話したところ、最初に行った病院は手術できるような先生が調達困難だったので、また救急車に乗ってローザンヌの公立病院へ運ばれ、着くと同時に手術室に入り、そこで緊急手術されたのだそうです。ゲッソリ

もう少し遅かったら昇天だったかもだと言われたそうです。ひゃあ〜

 

その後、ご主人は長い事入院し、退院したけどもう1つの手術待ちだそうです。生活に支障をきたす状態なので、このもう1つの手術も早急にやって欲しい内容の事だけど、命に関わる程でなく緊急度は他の患者さんより低いので、しばらく待たされると言ってました。

 

友人曰く、スイスの病院は現在、とんでもなく医療従事者の人手不足だそうで、それを恨んでました。足りないよってニュースは、実は私も読んでた事があったんですが、うちは関係ないなとスルーしてました。でも、本当に深刻な状態だそうです。

 

友人曰く、コロナ禍で医療従事者はコロワクが義務化され、それが嫌で辞めて今でも戻ってきてないとか、コロナ禍にあまりに仕事が過酷だったので、仕事を変えたからのようだとの事。ヤバいですよね。くれぐれも病院のお世話にならないようにしなければ。。

 

追記:この話をパパにしたら、それは公立病院にしか行けない保険だからじゃないかと言ってました。こう言う事もある可能性を考慮して、うちはスイス全土どの私立でも公立病院でも行ける保険に入っているから、そう言うことはないだろうと言ってました。確かにお陰で保険代はアメリカ並みに高いですが、本当ですかねぇ。。いずれにしろ、病気にならないのが一番です。