午後の記事もまずはスイスのニュースから。。

クレディスイスの救済劇は驚く早く、たった1日で買収もその内容も決まり、税金も投入されました。もう、やらせ感バンバンだった訳です。

 

クレディスイスの株主救済の為に税金が投入され(幹部への莫大なボーナスは払わない事になったようですが)、その額、赤ちゃんも含め各国民1人当たり約180万円(3人家族の我が家は540万円を株主にあげる事になる)。

 

こんな事が議会も通さず勝手に決まってしまって(中央銀行がそうしたんですが)、議会は怒り反対したようです。まぁ、普通に考えてそうでしょう。

 

 

でも、一切何も変わりません。議会の反対など完全スルー。文句言ったって何かを変える話し合いも持たれないし、スイスを救う為の緊急措置の一言で、中央銀行の一存で決められて、投入された税金も戻りません。

 

銀行倒産の引き金になったAT1債は、日本企業も個人も買っていて、世界中でこれを買っていた人達の損失は救済されず。それなのに、それを売ってた銀行の株主だけ救済されるってどう言うこと?って感じですよね。通常、どっちも救済されない。

 

でも、クレディスイスは、いわばロスチャイルド銀行(記事)。ロスチャが出資してエッシャー家が創立。名誉会長のゲート家はロスチャ家の代理人だったそうです。だからこんな前代未聞の特別措置やれたんですね。中央銀行もロスチャだし(ロスチャは元々欧州の王侯貴族の金庫番。なので正確にはロスチャだけでなく、これら王侯貴族も株主)

 

不思議なのは金融界も全く反応なく、株価にも何の影響もありませんでした。つまり議会の反対は完全にスルーされた状態。ついでに言うと、スイスでデモは事前に申請し、許可を得た内容や規模に警察がお供して行われます。それ以外は違法。

 

これのどこが世界1民主的な国なんでしょうね?国の財政はロスチャに私物化されてる状態なのに。少なくとも大多数の国民は、最も民主的な国と信じています。よく飼い慣らされた羊ちゃんの国。

 

フランスもデモが長引いてますよね(ストは終わった?)。年金の受け取り年齢の引き上げに対してです。採決前は普通に引き上げ反対デモでしたが、マクロンが下院の投票で反対が多いと分かってたので、投票なしで強行採決ビックリマークそれに対し、独裁者だとマクロンへの非難も込めてのデモとストでした。マクロンは国民が自分の事をどう思うと構わないと言ったのも炎上の種に。。

 

日本も本当にヤバイ事は強行採決で法案通しますよね。記憶に新しいのは安保に関する事で、戦争できる国作りへ向けての動きです。今、憲法も変えようとしてますが、改憲には最終的に国民投票があります。とは言え、今時投票結果は操作できるので、台湾有事前にはインチキして変えるんでしょうね。アメリカの代理戦争なので、アメリカからの圧力には逆らえないでしょう。

 

とにかくまぁ、アメリカも大統領令とか無限に出せるし、どこの国も民主主義装った独裁国家だよね、結局。