その人にとって何が当たり前かどうかは、経験値によると思います。例えば天気や災害も、日本では「経験した事のないレベル」とか「ゲリラ豪雨」とかご丁寧に発表されますが、それが当たり前のレベルの所では普通の天気で、話題にもなりません。日本ではゲリラ豪雨と呼ばれるレベルの雨がここで普通に降る度にそう思います。

 

昨晩は一瞬嵐が来ました。珍しい事じゃないけど、その様子を書いておこうかと思います。基本、山岳気候なので天気は変わりやすい。さっきまで晴れてたのに急に真っ暗になったかと思うと、庭の大木の揺れ幅は数メートル。隣の家の庭の木製ベンチが吹っ飛び、おぉ〜っと思っていたら、滝のような雨が真横に降ってました。まさに滝が縦でなく横に落ちてる感じを想像して頂ければぴったりでしょう。アニメって大げさに描写されますが、そんなアニメを見てるようでした。

 

「今、外に出たら、この横なぐりの滝に何メーターも吹き飛ばされて死ぬだろうな」と思いながら、料理してました。晩御飯が出来たので「出来たよ〜」と声をかけるも誰も降りて来ません。どうしたのかなと思って2階へ上がろうとキッチンを後にしたら、ゴォ〜と言う凄い音。換気扇をまわしていたから聞こえなかったけど、まさに滝が横なぐりに降ってる音でした。叫び

 

「なるほど〜、滝の中に居たらこんな音なんだろうなぁ、自宅に居ながらそれが体験できるって凄いかも」と思いながら、びくともしないスイスの家に感心したのでした

 

天気予報を見ると、特に嵐の記述もなくこんな感じ。「晴れたり曇ったりよ音譜」って

 

人が死にそうな悪天候でも、珍しくもない事だと天気予報での警告も無くて当たり前〜。何があっても動じない〜。スイスではたくさん当たり前体操出来そ〜カラオケ

 

以前も書きましたが、高速道路運転中にこんな天気に遭遇したら、みんな慣れたもので、さっと路肩に停車して嵐が去るのを待ちます。高速道路の水位が見る見るうちに何センチもになって行くのを普通〜に見ながら。。

 

短い記事なので、明日も更新します〜虹