今や日本も3組に1組の夫婦が離婚に終わるとどこかで読みました。別にどこの国でも離婚はよくありますが、日本での離婚は女性がめちゃくちゃ不利なのかを知り驚きです。ええ!!

 

日本って例え奥さんが収入ゼロでも、離婚後の扶養義務はないんですね。浮気かもしれない旦那さんから離婚を突きつけられたと言う女性からの弁護士相談に書いてありました。先進国(女性が虐げられてない国)なら普通、扶養義務ありますよね?

 

私はアメリカとスイスしか確実に知らないけど、どちらの国も財産は全て半分にした後、収入の多い方が少ない方にアラモニー(扶養手当?)を払う事が法律で決まってます。通常、ご主人の方が稼ぎが多いので、ご主人が元嫁に払い続けます(結婚期間が一定以上長い場合)。

 

アメリカでバツ1の元カレはこう言ってました。「元嫁の収入は一人でも十分生活できるけど、僕の方が収入が多いから、彼女が再婚するまで僕は彼女にアラモニーを払い続けなければならない。元嫁が1日でも早く再婚してくれるのを願う」と。。

 

彼の元嫁はお医者さんで、確かにアラモニー無しで悠々やっていける身分。でも、彼は150人の社員を抱え、とても繁盛する弁護士事務所をやっていたので、遥かに元嫁より高収入でした。

 

ただ「彼女は弁護士事務所の権利も半分取ることができたけど、それはだけは辞退してくれたから助かった。」とも言ってました。結婚後に築いた財産は、ビジネスの権利も含まれるんですね。彼が弁護士事務所を始めたのは結婚後なので、本来その事務所も半分元嫁の物って訳です。二人の協力があって築かれたと言う解釈なのです。

 

でもま、元嫁も開業医なら病院の権利が半分元夫に行くわけでしょうから、そこはお互い自分の物は自分でキープにしようになったんでしょう。多分、このケースは多いと思われます。

 

離婚したアマゾンの創始者ベゾス氏も、州の法律で資産は均等配分。奥さんにアマゾン株も半分行くので、奥さんは女性として世界一の富豪になると言われてます(奥さん、ラブラブの恋人も居る上に、大儲け笑)。そしてベゾス氏は資産が半分になる為、世界の長者番付で1位になったばかりでしたが、またビルゲイツ氏が1位に返り咲くとのこと。。

 

これらの事は裁判で決まるので法的実行力があり、アメリカのアラモニーも給料から天引きで自動的に奥さんの口座に入るんだったと思います。スイスも同様な感じで、収入の多い方が少ない方に毎月生活費を払い続けるように法律で決まっています。例え、奥さんの浮気で離婚になっても、それはあまり関係ないようです(それはちょっと変と思うけど?)。

 

しかも、親権は通常五分五分に分けられるので、自分の時間も持つことができます。でも、日本は親権はどちらか一方で、お母さんの方に行くことが多いようですよね?

子供を育てながらフルタイムで働くのを余儀なくされるでしょう。大変過ぎ〜叫び 日本のシングルマザー家庭の貧困を招く原因はここにあると思います。

 

日本の離婚原因の上位に旦那のDVや浮気がありますが、離婚後の扶養義務がないって、そういう自分勝手な男性の行動を助長するような法律の国と言えませんか?日本は男性中心社会で、男性に都合がいい国と改めて思います。とても先進国とは思えない。バッドばつ丸 (もちろん、女性が悪くての離婚もあるし、その場合は女性の方が慰謝料払ったりとかで償うべきと思いますが。。)


男女平等度ランキングでは、日本は先進国でダントツ最下位で常に100位以下。離婚の原因は男性が悪いと限らないでしょう。でも先進国で最下位という事実を踏まえ、他の先進国と違って日本では離婚後お互い扶養義務は無いという日本の法律は、男女不平等の一部と感じられてしまいます。だって、結婚後の家事や子育てはほとんど女性がやらされ、仕事を減らすのは主に女性。男性が収入主に家計を支えるという構図が一般的だからです。

 

扶養義務も含め、女性の人権と地位向上になる法律を他の先進国並みにしようと公約を掲げる議員候補が現れたら、女性票をかなり獲得できると思います。最も、男性議員候補がそれを掲げるはずはないでしょうから、女性に頑張ってもらうしかないでしょう。。女性の国会議員も他の先進国に比べて居ないに等しいくらい圧倒的に少ないですし。。

 

日本人女性は自ら頑張って、もっと自分の権利を主張していいと思います〜。ガンバレ