会えなくても


どこかにいる

ってこと


安心していたんだ


気づかなかったけど


父がいない



死んじゃったから


どこにもいない




ほんとに

どこにもいなくて




寂しい



だから

考えたらだめだった



言い聞かせたのに




さみしくて

悲しくて

たまらない




受け入れられない



あんなに

苦しそうで



あんなに

辛そうで



楽にしてあげたかった

思っていた




いつかくる

別れは




仕方ない

受け入れられると

思ってた




日を追うごとに



悲しみが

足されていくようだ




うたた寝してる父


時々

会いにいくと




寝てること

多かったな




日を追うごとに

寂しいけど



日を追うごとに

慣れてくれるのかな





まだ

あっちの国に


向かってる途中





わたしね

すごく

すごく



さみしくて

悲しくて




たまらないよ。