春の陽気に誘われた2月22日、少し足をのばして奈良市東部に位置する梅の名勝「月ヶ瀬梅林」へ行ってきた。

ここ月ヶ瀬梅渓は、名張川の渓谷沿いに1万本以上の梅林が広がり国の名勝に指定されているところである。

名張川を見下ろす絶景の茶屋で、満開になったら素晴らしい景色が広がる景色を想像しながら、大きな梅干しの入ったうどんをいただいた。

吉野の桜と並び称されている月ヶ瀬の梅。

まだ花はチラホラの3分咲きであったが、白梅・紅梅の景色と梅の優雅な香りが漂っていた。

途中、店先で炭火焼きの草もちをいただいた。花より団子かな。

月ヶ瀬梅林発祥の地「真福寺」を訪ねた。

月ヶ瀬梅林発祥の地となった由来

「1331年、後醍醐天皇が笠置山から撤退する際、一緒に逃げてきた姫若が月ヶ瀬で行き倒れた。村人に助けられた姫若は感謝し、真福寺の境内に梅を植えて京で使用される紅花染め用の烏梅(うばい)の製法を教えた」

 

「ぼけ封じ」のお地蔵様にもお参りしてきました。

 

陽射しに春を感じた2月13日、梅花で知られている「道明寺」を訪れようと出発。NHK等の梅だよりで紹介されることから、梅の香りが楽しめると期待。

道明寺の紹介文に、「土師氏の氏寺として建立された土師寺を起源とした尼寺。土師氏の後裔である菅原道真公が、太宰府下向に際して伯母の覚寿尼を訪れたゆかりの地。本尊は、十一面観音立像(国宝)」とある。

掃き清められて落ち着きのある境内。梅の薫りも楽しめ、お参りされる方も後を絶たない。

しかし、報道されている内容とやや違っていた。

調べてみると「道明寺」と「道明寺天満宮」の違いであった。あまり下調べをしないで出かける我が家。こういうことが多々ある。訪れた「道明寺」に隣接している所が、訪ねてみたかった「道明寺天満宮」とのこと。しかし、道明寺で気持ちの良い時間を過ごさせていただいた。ありがたいことです。

 

次に訪れたのが、第一代神武天皇と皇后・媛蹈韛五十鈴媛(ひめたたらいすずひめ)をお祀りする「橿原神宮」。

第一鳥居から、南神門前広場まで真っすぐな参道。

素木造り鳥居が4基。実に大きい。

南神門前広場の南方にある深田池

自動で水が流れようにしてある「手水所」

南神門前広場

外拝殿は入母屋造。外拝殿の石階段を上がると「外院斎庭」。

その奥には内拝殿。

願い事をしっかりしてきました。

 

 

大河ドラマ「麒麟がくる 」の放送が大詰めを迎えようとしている1月18日、JR亀岡駅前のサンガスタジアム by KYOCERA内1階特設会場で開催されている「麒麟がく 京都大河ドラマ館」に行ってきた。

会場内は、出演者のサイン色紙や衣装や写真・映像でドラマの様子が理解できるような内容となっていた。映像が流れる所は、カメラ撮影はできませんでしたが、資料展示場所では撮影可であった。

福知山城の開催されていた「大河ドラマ館」も訪ねて共通して感じたことは、

「明智光秀に関わる歴史的な資料が、ほとんど無い」ことから、ドラマ宣伝館という印象しか残らなかった点であった。

本番組は、明智光秀の印象を替えた番組であった。

しかし、資料がほとんど無い中での作品。作品を創る側も見る側も「事実は?」という視点を忘れないようにして放送を創り見なければ怖いことであると思えた。

11月8日 紅葉を求め伊吹山へ

 伊吹山は名神高速を利用する折に、よく眺める山であった。伊吹山を紹介するニュースを見る機会も多くある。

しかし、眺めるだけで登ったことが無い。そこで、今回はドライブウェイを利用して行ってみることにした。

標高1,000mを超えた付近から、ガスがかかってきた。上から降りてくる車はライトが点いているなと思っていると、直ぐに前がガスで見えなくなってきた。10m先も見えなくなった。全てのライトを点灯するが歩く速度でも危険を感じた。どうやらこうやらで8.5合目の山頂駐車場に到着。

日本百名山の一つである伊吹山。

できれば、「琵琶湖や伊勢湾までを一望する大パノラマが楽しめるという標高1,377mの山頂まで行きたかったが、10m先が見えない。どちらに行けば良いのかも分からない。そして、風も強く寒い。山頂を目指すのは諦めた。

中腹にある駐車場?から紅葉を楽しむ。

次に、愛知県半田市にある新美南吉の記念館を訪ねました。

丘のように見える建物が新美南吉記念館です。環境に配慮された建物です。

入口で、読書にふける新美南吉

小学4年生国語で「ごんぎつね」を習います。

模型で、物語の流れが分かるように工夫されていました。

館内には「ごんぎつね」や「手ぶくろを買いに」の場面のジオラマや南吉の生涯を紹介する展示が多々ありました。

自由に南吉の世界に浸ることができる図書館。

お世話になったお宿です。

遠くに対岸の三重の地かと思える建物が見えました。

「えびせんべいの里」

えびせんべいの製造工程の見学ができ、試食もできます。

やきものの街「常滑」にある「INAXライブミュージアム」

「窯のある広場・資料館」「世界のタイル博物館」「陶楽工房」「土・どろんこ館」「ものづくり工房」の6つの館を見学した。

土管を焼いた大正時代の窯と建物

トンネル釜

世界のタイル博物館

紀元前から近代まで、7000点を超える装飾タイルを収蔵し展示。

また、各時代の代表的なタイルも再現していた。

色々な所を見学した。心の糧・癒しになったと思いながら後にした。

 

 

 

11月1日、「福知山光秀ミュージアム『麒麟がくる』大河ドラマ企画展 ~明智光秀 丹波を翔ける~」を観に行った。

大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公、明智光秀が築いたと言われる「福知山城」のある福知山城公園の一角で開催されていた。

 

入場制限を実施中でした。

「佐藤太清記念美術館」の2階が、光秀ミュージアムになっていた。

光秀にまつわる歴史資料が公開されていたが、年表と映像での解説が主であった。

「福知山城」(パンフレットより要約)

福知山城は、元は在地豪族横山氏の砦「横山城」。その砦を、丹波平定を行った明智光秀が、改築し「福知山城」と改名。

現在の福知山城は、昭和61年(1986)に再建(大天守・小天守・釣鐘門)

 

土師川(はぜがわ)東岸の丘陵に城が築かれていて、本丸が公園として整備されていた。

城の石垣には、石仏・石臼・燈篭などの石が転用されていた。

本能寺の変、なぜ起きたのか起こしたのか?いろいろな説が書かれているが真相は?解らない。

事象には、必ず裏があるものである。