最近よくあの人に言われることがある。
あなたはどこに向かってるの?
何故破滅に向かっていくの?
誰がどう見ても、私は破滅に向かってまっしぐらのようだ。
私はただ現実から目を反らしたくて、逃れたくて、この何年かかけて必死で築き上げた居場所と仲間に満たしてもらっていて。
あの人は、そんなの本当の仲間じゃないよ?あなたのことを本当に心配しているなら、あなたのその破滅行動は止めてくれるはずだ、と。
分かってるよ。
私が仲間と呼ぶその人達は、お互いの傷を舐め合うように、お互いの現実に蓋をして、ただその刹那的な瞬間を生きているの。
そこで出会った彼。彼がいるから、まだ私はギリギリのところで生きていけるの。
ただ、1つ問題なのは、私が生きることに執着してないことだ。