今年度は、

各月にどんな仕事をしたかを書いていこうと思ったんだけど

あまりに良い本に出会えて、これはぜひ紹介したいと、書き出してしまった。


私が考える

学校図書館にあって欲しい本、特に

調べ学習の本というのは

ぱっとみて パッとわかる が

基本(入り口)で、その次に

深めるために読み込める本。


小学校、中学校、高校を

問わず、まず、パッと見てパッとわかる本は

必要。


先に進みたくて、もう、何言ってんだかわからないけど💦


昨今、あっちこっちで戦争があって

朝夕のニュースで取り上げられているけど

じゃなんで、戦争になっちゃったの?

って話になると

パッと見てパッとわかる本が

なかなか見つからなかった。

新書の難しい論説文や

単行本も、深く広く知識がなくては

なかなか読みきれない🟰理解できない本ばかり。

で頭抱えていたけれど

みつけた。


これ。

あすなろ書房さんちの

ねらわれた国と地域 揃体本全巻4巻

じつにわかりやすい。






久しぶりに、そうだよ!

こういう本が欲しかったんだよ!と

紹介したくなった。


中身は、各国の基本情報や、文化

子ども向けの本なので子どもたちの暮らしの様子

それから何が起きているのか、が

時系列で歴史も込みで書かれている。


さて、これらの本

じゃ一体どの書架に並ぶか。


実に悩んだ。


319で書誌はできてきていて

通し番号、つまり揃体本として1から4まで

巻冊記号が振られてるけど

うちの学校で319に入れると


悪くはないけど

これで調べ学習するとなると

ここで終わられてしまう予感。


探究に行く前に終わっちゃう💦


で、あすなろ書房さんちがそれぞれの本につけている分類記号は

各地域別の歴史のとこ。


わたしは揃体本としてでなく

それぞれ単体で関係の分類にいれた。

例えばパレスチナなら、ここへ。

うちの学校ではこちらの方が探究につながりそう。


319外交問題とするより

いろいろ学びが広がるとかんじる。

この並び方は

インターネットで検索した時の状態に近いと言える。



私は毎日、人通りの多いロビーで新聞の一面を掲示してるんだけど、一面記事に関連しそうな本も展示し、貸し出しをしてる。

こんな感じで☟



毎日のように、記事として上がってくるパレスチナや台湾、ウクライナについて

なぜそうなった?何がおきてる?と言ったことが書かれてる本がなくて困っていたんだけど

今回の本は、本当によくわかるので、ありがたい。


小学校三年生くらいからわかるように作られていて、だからと言って幼稚な表現はなく、事実がきちんと述べられているから、高校生、果ては一般まで読める本だと感じた。


あすなろ書房に、感謝。