いろんな音に溢れている

電車のホームで乗り換えのために

歩いている時 ふと

昨日書いた図書だよりの 新書の紹介を

思い出した。


季刊で出している図書だよりの

冬号は 全面に 配架図を書いた。

それはこの数ヶ月かけて

じわりじわりと書架を移動し続け

納得はいかないものの 

先代までの司書の意向を活かしたもので

おさまった。



その中で単行本に紛れている

文庫や新書を全て別にして

新しく書架を設定した

文庫はもともと書架があったのだが

9類文学のみが配架されていた。

0類から9類全てを文庫書架に移した。

新書は新たに 新書だけの書架を設けた。

特別なことではない、私の中では至極

普通なことだ。


両面刷りにさせてもらい この際

新書を紹介しようと考えたのだ。


新書を分けて配架したら

あるわあるわ4000冊を超える数の新書で

棚が埋まった。ぎっちりつめて1段60冊。

それが1竿12段 そして5竿分。

開架のみでこれだけでてきた。


毎年のようにどっかの学年で課題になる

『新書を読んで感想文を書く』は

本校だけでなく 以前勤務した学校でもあった。

それよりずっと前に勤務した

中学校ですでに課題として出ていた。


まちまちにやってくる生徒に

「新書ってどこにありますか」の質問に

その度解答しなくても

まとまっていたら一気に解決。


これまで

生徒に新書ってなんですか?新しい本?と

尋ねられサイズの話や新書として

納められている文章のスタイル

多くは

説明文、論説文である と

説明してきた。


しかし

新書の紹介をするにあたり 

新書も最近では

あらゆる文体が入っているのだと

つくづく知った。